大阪府立大学

21世紀科学研究所連続セミナー 第30回セミナー

開催日
2015年9月3日(木)15時~16時30分
開催場所
I-siteなんば
大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル 2階)
(Zeppなんば大阪の東隣のビル北側の大阪府立大学専用エントランスからお入りください)

I-siteなんばのアクセス

もしも致死性ウイルスが街を襲ったら?
■講師
田畑 稔(統計数理・リスクアセスメント研究センター 所長、工学研究科 数理工学分野 数学系 教授)
【概要】
数学を使ってモデルを作り、計算機を使ってそのモデルを調べます。社会の中で感染症はどのように広がっていくのか?という具体的な問題を通して、現象の根底にある「数学的構造」を考察しようと思います。数学を使って問題を解決する面白さを理解してもらえればと願っています。
つい最近、感染すると高い確率で死に至る危険なエボラ出血熱が流行しました。この講座ではエボラ出血熱のような高い死亡率の感染症により全人類の大半が死滅するような悲劇が起きるでしょうか?という少し怖い問題を考えたいと思います。講義概要は以下の通りです。

(1)エボラ出血熱とはどのような感染症か?
(2)人類が遭遇した最悪の感染症はなにか?
(3)伝染病の感染拡大を表わす数理モデル
(4)計算機の中に町を作ってみよう
(5)人の日常移動を表わす数理モデル
(6)どうすれば感染拡大を防げるか?
(7)死亡率の高い感染症で人類が滅亡することはあるのだろうか?

関連情報
定員70名
対象者どなたでも
受講料無料
申込期間2015年8月28日(金)まで
(定員になり次第締め切らせていただきます)
申込方法

EメールもしくはFaxで、(1)氏名(ふりがな)・年齢、(2)郵便番号・住所、(3)電話番号(Faxにてお申込の方はFax番号もご記入ください)、(4)参加ご希望の講座の開催月をご記入の上、上記へお申込みください。

お問い合わせ大阪府立大学 21世紀科学研究機構
Fax 072-254-8154
Eメール 21c-headoffice[at]21c.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。