日本エアロゾル学会編 高橋幹二著「エアロゾル学の基礎」はエアロゾル研究の重要なバイブルですが、本書は理論を中心に書かれており、初心者が独学でこの本を理解するのはなかなか大変です。今回は、本書の第2章「エアロゾル粒子の動力学」、3.1 節「拡散方程式」と4.1 節「粒子の凝集」について、その理論を分かりやすく説明します。講師が、毎年研究室に新しく配属される4年生に行っている講義です。これからエアロゾルの研究を始められる学生さん、研究者の皆さんが、エアロゾルの理論について勉強を始められる、いとぐちとなれば幸いです。

【プログラム】
13時30分～14時30分 「単一エアロゾル粒子の動力学」足立 元明
14時30分～14時40分 休憩
14時40分～15時40分 「粒子群の動力学」足立 元明
15時40分～15時50分 休憩
15時50分～17時 （研究室見学）機械工学分野 環境保全学研究室