魚庭(なにわ)の海の再生プロジェクトが始動―阪南市と大阪府立大学他の共同研究が採択―
更新日:2016年11月15日
この度、大阪府立大学および阪南市他の共同研究プロジェクトが、科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)が進める戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)における平成28年度新規プロジェクトとして採択されました。
採択されたプロジェクト概要は「漁業と魚食がもたらす魚庭(なにわ)の海の再生」。大阪湾で獲れる魚を軸に、魚あらのリサイクル、子どもに向けた漁師や漁業像のアピール、近海魚を使ったメニュー開発などを多世代共創で進め、大阪湾でヒト・モノ・カネがサステイナブルに好循環する地域モデルを、大学と行政が協働して創る取り組みです。本公募があった6つの研究開発領域・プログラムのうち、「持続可能な多世代共創社会のデザイン」研究開発領域として採択されました。
本取り組みのポイント
阪南市において初となる大学との連携協定締結先である大阪府立大学との、これまでの連携を踏まえた新たな研究プロジェクトをJSTが採択。魚の生産から消費に至る各プロセスにおける多世代共創活動とその相乗効果による、「魚庭(なにわ)の海の再生」に向けた大学と行政の共同研究プロジェクトが始動します。
採択概要
研究実施者 | 大阪府立大学、太平洋セメント株式会社、NPO法人大阪湾沿岸域環境創造研究センター他 |
---|---|
主たる研究実施場所 | 阪南市 |
研究代表者 | 大阪府立大学 大塚耕司(現代システム科学域・人間社会システム科学研究科 教授) |
研究期間 | 2016年10月~2019年9月(3年間) |
予算申請額 | 約7千万円 |
- プレスリリース全文(512KB)
関連情報
お問い合わせ
大阪府立大学 現代システム科学域・人間社会システム科学研究科
教授 大塚 耕司
Tel 072-254-9339