今年も相互開催!“鉄道” と “生き物” をテーマに 秋の夜長にぴったりの学びを提供!
更新日:2021年8月25日
新型コロナウイルス感染拡大の状況により、大阪府立大学が実施する講座は日時や内容の変更、中止となる可能性があります。
大阪府立大学(学長:辰巳砂 昌弘)と和歌山大学(学長:伊東 千尋)は、2017年に締結した包括連携協定に基づき、両大学が有するサテライトにおいて幅広い分野の学びを提供することを目的として、両大学の研究者が入れ替わって登壇する公開講座を実施します。今年度で4回目となる今回は、「鉄道」と「生き物」をテーマとし、秋の夜長に学びを提供します。
両大学はこれまでにも、南大阪地域大学コンソーシアム、大阪府立大学工学研究科と和歌山大学システム工学研究科による「工学研究シーズ合同発表会」、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」等において連携実績がありますが、包括連携協定のもと、今般の取組によりさらに生涯学習分野における連携を深めていく狙いです。
鉄道の津波被害ゼロを目指して―和歌山から発信する鉄道防災教育―(大阪府立大学 アカデミックカフェ)
講師 西川 一弘 准教授(和歌山大学 学長補佐 紀伊半島価値共創基幹 ”Kii-Plus”)
甚大な津波被害をもたらした東日本大震災ですが、奇跡的に列車乗車中、直接津波で犠牲になった人はいませんでした。紀伊半島沿岸を走るJRきのくに線を持つ和歌山でも、犠牲者を出さない取り組みが重要です。しかし、一般的に防災対策を展開すればするほど「ここは危険な地帯だ」と認識されてしまいます。そこで「防災と言わない防災」の考えのもと、和歌山初の新しいアプローチとして、豊かな和歌山・南紀熊野の地域資源を学びながら鉄道での避難方法も学ぶプログラム「鉄道防災教育・地域学習列車“鉄學”」を考案し、実践しています。
この“鉄學”の哲学や鉄道防災教育についてお話しします。
日時 | 2021年9月14日(火)18時30分~20時30分 |
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場所 | 大阪府立大学 I-siteなんば(大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2階・3階) |
受講料 | 無料 |
事前申込 | 要(先着15名) |
問合せ先 |
大阪府立大学 I-siteなんば Tel 06-7656-0441 |
身近な生物多様性と絶滅危惧種の保全(和歌山大学 わだい浪切サロン)
講師 平井 規央 教授(大阪府立大学 生命環境科学研究科)
近年、生物多様性の低下が著しいとされており、絶滅種や絶滅危惧種の増加が続いています。特に、絶滅の危機に瀕した動植物種については、保全や保護増殖の取り組みが行われています。
今回は、絶滅寸前の蝶ツシマウラボシシジミ、都会で生きる絶滅危惧種シルビアシジミ、世界で1か所にしか生息しないヤシャゲンゴロウなどの昆虫類をはじめ、フクロウ、小型サンショウウオ類など、私が関わっている動物の例を中心に話題提供します。また、府大キャンパスで発見された新種のハチや大阪南部と和歌山周辺で注目の生き物についても紹介したいと思います。
第129回わだい浪切サロン「身近な生物多様性と絶滅危惧種の保全」(和歌山大学 Webページ)
日時 | 2021年9月15日(水)19時~20時30分 |
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場所 | Zoomウェビナー(オンライン開催) |
受講料 | 無料 |
事前申込 | 要 |
問合せ先 |
和歌山大学 岸和田サテライト(岸和田市港緑町1丁目1番 南海浪切ホール2F) Tel 072-433-0875Eメール kishiwadastaff[at]ml.wakayama-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 |
関連リンク
お問い合わせ
大阪府立大学 国際・地域連携課 地域連携室(アカデミックカフェ 担当 吉田、矢追)
Tel 072-252-6299 Eメール opu-lib[at]ao.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。