ボランティア・市民活動センターV-stationが「オリジナル読書感想ノート」100冊を無償で贈呈!―おうち時間を楽しく!子どもと保護者の「読書感想ノート」―
更新日:2020年4月23日
受付は終了しました。61件112冊のノートをお送りしました。多くのお申し込みありがとうございました。
大阪府立大学のボランティア・市民活動センターV-station(以降、「V-station」)は新型コロナウイルス感染症の感染防止にむけた各種施策により、ご自宅等で過ごす子どもたちに向けて「オリジナル読書感想ノート」を無償贈呈する取り組みを開始しました。
「オリジナル読書感想ノート」は、キャンパス近隣地域の子どもたちに楽しく本を読んでもらうことを目的に大学と学生が企画・製作したもので、現在、新型コロナウイルス感染防止のための各種施策により長く自宅で過ごす子どもたちに、保護者と一緒に読書を楽しむ体験をプレゼントできればと考え、この度の企画に至りました。
申し込みについては4月21日(火)からV-stationのWebサイトで受け付け、先着100名に贈呈する予定です。(受け付け多数の場合は、追加も検討)
「オリジナル読書感想ノート」について
「キャンパス近隣地域の子どもたちに楽しく本を読んでもらおう」という想いで大阪府立大学と学生が協働し、オリジナルの読書感想ノートを製作。読み終わった本の冊数の見える化や、保護者の方とのコミュニケーション要素を含めるなど、子どもが読書を楽しめる工夫を施しています。非売品として2,000冊製作。無くなり次第、配布終了。
製作時のポイント
- 学生が子どもたちにオススメする本を紹介し、子どもたちが本に興味を持ってもらえるような導入部分を作った。
- 保護者が、子どもの読書感想文に対する感想を書く交換ノートの要素と、裏表紙の図を塗りつぶすことで読んだ本の冊数の見える化を取り入れた。子どもたちの読書に対する意欲をアップさせる狙いがある。
申し込み方法について
V-stationのwebサイト上で、申し込みを受け付けます。
贈呈人数および料金等
先着順で100名に、1人1冊ずつ無償(送料込み)で贈呈
製作に関わった学生のコメント
松村 菜沙さん(工学域 物質化学系学類 3年・V-station 学生スタッフ)
小学生のとき、私の読書を見守ってくださった先生がいました。だからこそ、今も私は読書が好きなんだと思います。同じように、このノートが子どもと大人のコミュニケーションの架け橋になってもらえたら嬉しいです。
読書は広い世界へ目を向ける入り口です。子どもたちがこのノートを活用して、楽しみながらたくさん本を読んでくれることを願います。
高田 妃菜さん(現代システム科学域 マネジメント学類 4年)
どんなノートだったら子どもたちが楽しんで使ってくれるかを考え、自分が小さかった頃のことを思い出しながら作成に携わりました。また、小学生時代に読んだ本で特に印象に残っている日野原先生の本をおすすめさせていただきました。この本を読めば、どんなことを考えていれば、素敵な生活が送れるのかがわかると思います。
このノートが、楽しく本を読む習慣をつけるきっかけになればいいなと思います。
V-station コーディネーター 松居 勇さんのコメント
人と人が交わることが難しくなっている現在、対面することで支え合うようなボランティア活動を実施することができずもどかしさを感じる日々ですが、そんな今だからこそ工夫して取り組めることはないのだろうかとの考えから始まった企画です。
このノートの製作に関わった学生たちの思いが各家庭に届き、本を通じたコミュニケーションが生まれていくことを願っています。
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製作に関わった学生(左から高田さんと松村さん)
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読書感想ノートの内容
SDGs達成への貢献
大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。
本研究はSDGs17のうち、「4:質の高い教育をみんなに」に貢献しています。
関連情報
大阪府立大学ボランティア・市民活動センターV-station Webサイト
お問い合わせ
大阪府立大学 ボランティア・市民活動センターV-station(担当 松居)
Tel 072-254-7484 Eメール volunteer[at]ao.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。