大阪府立大学

「第10回(令和元年度)日本学術振興会 育志賞」本学大学院生の乙山美紗恵さんが受賞!―研究テーマは、全固体電池の反応解析に基づく電極複合体の最適化―

更新日:2020年1月31日

大阪府立大学 大学院 工学研究科 物質・化学系専攻で学ぶ大学院生 乙山 美紗恵(おとやま みさえ)さんがこのたび、独立行政法人日本学術振興会の「第10回(令和元年度)日本学術振興会 育志賞」を受賞しました。

大学の長または学術団体(学会)の長から推薦を受けた175名の大学院博士課程学生の中から18名の受賞者が決定し、その内、本学学生がこの輝かしい賞の受賞者として選ばれました。今回の受賞は本学初の快挙です。令和元年度の公立大学学生の受賞は、乙山さん一人となります。

受賞者について

受賞者氏名 乙山 美紗恵(京都市立西京高等学校出身)
所属機関 大阪府立大学 大学院 工学研究科 物質・化学系専攻 (博士後期課程3年)
指導教員 林 晃敏 大阪府立大学 工学研究科 教授
推薦機関 大阪府立大学
研究テーマ 「全固体電池の反応解析に基づく電極複合体の最適化」

乙山 美紗恵さんのコメント

卒業を目前に控え、大阪府立大学での学びの集大成となる研究に対し、栄誉ある賞をいただけたことは身に余る光栄に存じます。

熱心にご指導くださった辰巳砂昌弘先生、林晃敏先生を始めとする研究室の皆様と、お世話になった皆様、そして家族に深く感謝申し上げます。

今後も高みをめざして精進して参ります。

日本学術振興会 育志賞について

「育志賞」は、将来、日本の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程学生を顕彰することで、その勉学および研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的として2010年度に創設されました。

上皇陛下の天皇御即位20年(2009年)に当たり、社会的に厳しい経済環境の中で、勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として、日本学術振興会が上皇陛下から御下賜金を賜ったことがきっかけで始まった取り組みです。

SDGs達成への貢献

大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。

本研究はSDGs17のうち、「4:質の高い教育をみんなに」、「7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献しています。

関連情報

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