大阪府立大学

最先端技術を導入した新世代植物工場の運営継承について

更新日:2017年4月4日

2014年10月より、本学中百舌鳥キャンパス内にある植物工場研究センター(C22棟)において、株式会社グリーンクロックス(以下、「GCC」)による国の実証事業(注釈1)を進めて参りました。
これまで約2年に亘る事業運営の結果、日産5,000株の生産目標を達成し、また、GCCとして運営経験を活かした新たな植物工場事業(注釈2)を展開するため、C22棟における実証事業運営をGCCから大阪堺植物工場株式会社に継承することとなりました。
大阪堺植物工場株式会社における事業運営は、新たな第2フェーズとして、以下について発展的に進めてまいります。

  • 安心・安全→高鮮度な野菜を生産するための品質管理を確立
  • プレミアム野菜→味・食感・栄養への追求
  • 地産地消の推進→大阪を中心とした関西圏における販売拡大

(注釈1)経済産業省イノベーション拠点立地推進事業(先端技術実証・評価設備整備費等補助金)による日産5,000株のビジネス実証事業

(注釈2)GCCおよび親会社である伊東電機株式会社は、近畿経済産業局の中小企業経営支援等対策費補助金(戦略的基盤技術高度化支援事業)を活用しC22棟での運営経験を活かし開発した、セル式モジュール型植物工場事業を展開します。

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SDGs達成への貢献

大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。

本研究はSDGs17のうち、「2:飢餓をゼロに」、「4:質の高い教育をみんなに」に貢献しています。

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