大学広報誌OPU Vol.02「紡」
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おしゃべりしたり、みんなで作品を持ち寄って批評したり…。ヒジョーに、個性的な人が多いです(笑)。部長としてはみんなにそれなりの仕事をしてもらわないといけないので、お尻をたたくのに苦労してます。竹原私は看護学科生で、看護師をめざしています。クラブは入っていませんが、学生を中心とした人たちが友好を築くきっかけづくりをする友好祭実行委員会に所属しています。ここに費やす時間が結構多いです。あと、大学に入って初めてボランティア活動に参加しました。身体・知的障害者の授産施設に半年くらい通いましたが、本当の健康とは何かとか、コミュニケーションは言葉だけじゃないとか、たくさんのことを学べました。亀田僕もボランティア活動は父の影響で子どもの頃から関わってきました。物心ついたときは車椅子を押していました。小さい頃から社会問題や環境問題に興味があったので、生命環境科学部に入学しました。将来は環境教育系に進もうと思っています。クラブ活動も「環境部エコロ助」に所属していて、今は副代表をしています。部員はいま100人くらいいます。佐藤「環境部エコロ助」は確か、池の改善活動にも取り組んでいますよね?亀田池に関わっているメンバーは20人くらいいます。あの池には鴨などの水鳥が結構やってくるんです。しかし、今のままでは景観的にも生態系的にも良くないので、学生、先生、大学が連携をとりつつ改善しようという動きが本佐藤みなさん大学に入って丸2年が経ったわけだけど、勉強だとかクラブだとか、大学での生活ぶりを聞かせてもらえますか?小森僕は理学部分子科学科で、専門では新しい分子の発見や生体内に及ぼす薬の開発などを勉強したいと思っています。クラブは残念ながら入るチャンスを逃してしまいました。今では授業や実験が忙しくなって、ちょっと無理な状態です。佐藤じゃあ、大学で一番多くの時間を過ごすのは、学科の友達ですか?小森そうですね。分子科学科は30数名いて半数弱が女性です。授業もいつもいっしょなのでみんな顔見知りです。ふだんの会話に普通に化学の話が入ってくるのは、高校時代とちょっと違うところです。泉私は日本言語文化学コースで、いまは日本文学を学んでいますが、中国文学も勉強しつつというところです。クラブはマンガ研究会に所属していて会長をしています。私にとって人間関係が一番濃いのはクラブですね。部室ではマンガ読んだり、府大内の池の改善や大学の広報に学生が関わっていけるのは、アットホームな府大ならではのよさ。人によってつくられる。ほどよい大きさ、ゆったりとしたキャンパスが広がる大阪府立大学。ここには、人と人とのあたたかいつながりがあります。将来を考え、自らを鍛え、未来への夢を育む場として、最高の環境が整っていると私たちは自負しています。大手企業の人事採用担当経験者でもある就職支援室の佐藤室長が、学生4人との座談会を通じて大阪府立大学の魅力を探ります。07(開催場所:学術情報センター/図書館)

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