大学院GUIDEBOOK2021_総合リハビリテーション学研究科
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2 ◇博士前期課程概要 ■入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) 本研究科は、人々の健康と生活の質の向上に貢献するより高い資質をもった医療専門職者の育成並びに生命の尊さと人の尊厳を重んじることを理念として、予防から治療、回復、社会参加に至る総合的なリハビリテーションに関する深い探求心と洞察力を備え、相互の信頼と協働の重要性を理解し、責任ある判断、行動ができる豊かな人間性並びに専門性を有する高度専門職業人並びに研究者の育成を目指しています。 このような理念と目標を達成するため、総合リハビリテーション学専攻博士前期課程では、次のような資質と能力、意欲をもった学生を求めています。 1 疾病の予防や治療から障害の軽減、さらに主に障がい児・者や高齢者の地域での自立生活や社会参加の支援等に至る、広範囲で総合的なリハビリテーションの展開に貢献しようという意欲をもった人 2 医療及び地域の実践場面における問題発見能力や問題解決能力をはじめ、実践研究の計画、情報処理、ディスカッション、プレゼンテーション等の各々の能力を高め、高度専門職業人並びに実践研究者としての資質を高めたいという姿勢と熱意をもった人 3 高い倫理観と豊かな人間性をもった人 以上に基づき、次の1~3の能力や適性を身につけた学生を選抜します。 1 総合的なリハビリテーション学の知識を備えていること 2 研究に対する意欲と具体的な展望を持ち、円滑な研究指導のために必要な論理的思考を有すること 3 高い倫理観と豊かな人間性を有すること ■特色 【高度専門職業人の養成】 保健・医療・福祉の各分野のリーダーとして、新しい社会ニーズに応えて活躍できる高度専門職業人を養成します。 【科目の複合履修の実施】 対象者の予防から治療・回復・社会参加を総合的に学習させるために、専門領域を超えた科目履修を実施します。 ■教育目的 総合的なリハビリテーションに関する深い探求心と洞察力を備え、相互の信頼と協働の重要性を理解し、責任ある判断、行動のできる豊かな人間性並びに専門性を有する人材を育成します。 ■教育目標 1. 人体の構造と機能に関する最新の知識を学ばせ、身体運動機能、高次脳機能、精神機能に関するリハビリテーションの高度な研究能力を養います。 2. 地域保健における疫学の高度な知識を学ばせるとともに、リハビリテーションにおける生活機能・生活環境ならびに社会参加支援の発展的な研究能力を養います。 3. 栄養改善、傷病者の栄養的支援に必要な基礎から臨床に至る高度な知識と研究能力を養います。 4. 高い倫理観を持って、最先端の総合リハビリテーション学研究に必要な情報の収集・活用能力を養います。 5. 最先端の研究を理解する能力の向上および国際レベルの研究能力の向上をめざします。

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