平成30年度版(平成29年度報告)環境報告書
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第3章 環境パフォーマンス ■廃水処理各キャンパス内で発生する廃水については適切な管理を行い、地方自治体の公共下水道に放流しています。 中百舌鳥キャンパスでは、廃水処理の基本方針として、廃水に関しては表3-7に示すように独自に「A廃水」「B廃水」「C廃水」に区分した三系列の下水道を設けていました。 このうちA廃水については、平成20年度以降、処理施設を廃止したため、現在は無機系廃液(廃液)として厳格な管理を進め、処理を業者に委託しています。B廃水についてはモニタリングを行い、排水基準を確認した上で堺市の公共下水道に放流、また、C廃水についてはそのまま堺市の公共下水道に放流し、適切に処理しています。 ■グリーン調達法人では、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)に基づき、大阪府のグリーン調達方針を参考にして、独自のグリーン調達方針を作成し、平成25年度に取り組みを開始しました。 グリーン調達の分野、調達目標、調達結果の推移は表3-8に示すとおりです。グリーン調達ができなかった主な理由は「環境物品の方が機能面・性能面で劣っている可能性がある」でした。 担当:E~きゃんぱすの会 環境教育研究センター事務局 図3-14 キャンパス別1人当たりのコピー用紙購入量の推移 05001,0001,5002,0002,5003,000枚/人(A4換算)H24年度H25年度H26年度H27年度H28年度表3-7 中百舌鳥キャンパスの廃水の種類と排水量 (平成28年度) 廃水の名称 廃水の種類 排水量 (㎥/日) 処理の概要 A廃水 有害化学物質を含む研究室廃水 処理施設を廃止 処理業者に委託 B廃水 有害化学物質を含まない研究室廃水 129 モニタリングを行い、堺市下水排除基準に適合していることを確認して放流 C廃水 生活雑排水 汚水 144 そのまま放流 41大阪府立大学環境報告書

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