平成30年度版(平成29年度報告)環境報告書
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第3章 環境パフォーマンス 策指針において定められた排出係数(3年毎に改訂)を用いて算出しています。平成27年度以降の排出量が大幅に増加しているのは、電気の排出係数が変更されていることが大きな要因となっています。 ■エネルギー使用量の原単位の推移 キャンパス別延床面積当たりのエネルギー使用量(原単位)の推移は図3-5に示すとおりです。 キャンパスにより増減の傾向は異なり、法人全体で平成28年度においては1,344MJ/㎡となり、平成27年度と比べ7MJ/㎡、0.5%の減でした。 全国の大学(医学系を除く)の平均値1,300MJ/㎡に比べると中百舌鳥キャンパス及びりんくうキャンパスが上回っています。中百舌鳥キャンパスは工学系の研究科が多いこと、りんくうキャンパスは動物病院の機能を有する「獣医臨床センター」が設置されていることが要因と考えられます。 工業高等専門学校は全国の小中高校の平均値420MJ/㎡を下回る結果となっています。 ■1人当たりの上水道使用量キャンパス別1人当たりの上水道使用量の推移は図3-6に示すとおりです。獣医学の実習及び動物飼育を行っているりんくうキャンパスが大きくなっています。 1人当たりの上水道使用量は各キャンパスともほぼ横ばい状態で、法人全体では平成28年度は16.1㎥/人、平成27年度に比べ0.07㎥/人の微減でした。 図3-5 キャンパス別エネルギー使用量の原単位の推移 (注) は、(一財)省エネルギーセンターによる全国の大学(医学系を除く)及び小中高校の平均(大学:1,300MJ/㎡ 小中高校:420MJ/㎡) 02004006008001,0001,2001,4001,6001,8002,000MJ/㎡H24年度H25年度H26年度H27年度H28年度図3-6 キャンパス別1人当たりの上水道使用量の推移 01020304050607080㎥/人H24年度H25年度H26年度H27年度H28年度33大阪府立大学環境報告書

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