平成30年度版(平成29年度報告)環境報告書
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第2章 環境研究・環境教育 マングローブ植林活動によるハロン湾の環境保全への貢献 私たちのグループは、ベトナム・ハロン湾におけるマングローブの植樹のために、平成28年7月30日~8月4日の6日間、ベトナムに滞在しました。 植樹当日は天候には恵まれたものの、足元がかなり不安定で非常に体力を消耗しましたが、現地スタッフや現地の高校生たち約20名と約1,000本の苗木を植えることができました。高校生達の明るく熱心な取り組みが印象的で、植樹後には食事の席で交流も行いました。 植樹活動は、ハロン湾の環境保全だけでなく現地の人々の環境活動の促進も目的としていました。植樹に参加した現地の高校生に対するアンケートでは95%の高校生から「また植樹イベントに参加したい」という回答があったことから、ある程度は目的を達成することができたと考えています。 植樹活動外では現地の大学生やスタッフの方にホーチミン廟やホアンキエム湖等、様々な場所に案内していただき、文化の違いを感じながらも、非常に楽しく、興味深い時間を共有できました。個人で訪れるだけでは決して体験できない経験をすることができ、非常にめまぐるしい6日間でしたが、大変価値のある体験となりました。 瀧上 翔太(工学研究科) 松下 裕司(工学研究科) 岸上 早紀(生命環境科学研究科) 鳥井 芽依(生命環境科学研究科) 前田 英里香(生命環境科学研究科) (指導教員)北宅 善昭教授 (生命環境科学研究科) OPU University Social Responsibility Report30

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