平成30年度版(平成29年度報告)環境報告書
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12 OPU University Social Responsibility Report 第1章 環境活動 調査は平成25年~28年に、毎年3月または4月から11月にかけて行いました。調査方法は一定のルート(図1-1)を歩き、自分の前方、左右、上の半径5m以内に入ったチョウの種類と個体数を記録するというものです。調査のルートは、建物の建設や工事等の要因で年により変更しています。 今回は、この4年間に中百舌鳥キャンパスで確認されたチョウの種数、平成28年に行ったルートセンサスから得られたチョウの生息密度と調査中に確認された種数を示しました。平成28年の結果については、予備調査である3月を除き、4月から11月までの区間「あ1」から「い5」までの結果を示しました。 チョウから見る中百舌鳥キャンパスの自然 中百舌鳥キャンパスでは約47haあるキャンパス全体をビオトープと位置付け、多様な生物がにぎわい、自然と人間活動の調和を実感できる空間の創造を目指しています。学生で組織するクラブ団体の一つ「里環境の会 OPU」は、大学と連携し、中百舌鳥キャンパスの生物相、水質等の調査を実施しています。 ここでは、モニタリング調査の一環として実施しているチョウのルートセンサスの結果を示します。 図1-1 ルートセンサスのルート

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