平成28年度版(平成27年度報告)環境報告書
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大阪府立大学環境報告書 51 環境推進員 キャンパス・エコ活動について、第一線での実践と啓発の担い手として、平成24年度から「環境推進員」を選任してきました。平成27年度は法人全体で表6-2に示すとおり合計196名となり、これまでで最も多くなりました。 この「環境推進員」は、環境マネジメント体制の変更により、平成28年度からは、中百舌鳥・羽曳野・りんくうキャンパスの学生を対象に募集することとなっています。 表6-2 平成27年度 環境推進員数 中百舌鳥 羽曳野 りんくう 高専 合計 教員 19 4 1 7 31 職員 16 2 2 3 23 学生 87 16 4 35 142 合計 122 22 7 45 196 環境推進員の研修会 環境推進員を対象に、推進員の役割等を学ぶ研修会を平成27年度は表6-3に示すとおり延べ5回開催しました。 平成27年6月17日に開催した研修会においては、中百舌鳥キャンパスを訪問していた兵庫県立高校の学生達も聴講しました。 研修会では、これまでキャンパス環境対策の必要性、キャンパス環境推進員の役割、環境活動の取組事例や法人が抱える課題の説明等を行ってきましたが、平成28年度においては環境マネジメント体制が変わることから、研修会の開催方法やあり方も含め、環境教育研究センターにおいて検討することになっています。 担当:北田 博昭(環境教育研究センター) 環境推進員研修会 上:中百舌鳥キャンパス 下:工業高等専門学校 表6-3 平成27年度環境推進員研修会の実施状況 開催日 会場 平成27年6月8日(月)中百舌鳥キャンパス平成27年6月15日(月)中百舌鳥キャンパス平成27年6月17日(水)中百舌鳥キャンパス平成27年6月29日(月)工業高等専門学校 (2回実施) ゴールドレートに認定 大阪府立大学は、平成28年2月、サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)の「サステイナブルキャンパス評価システム」により、ゴールドレートに認定されました。この認定は3年間有効です。 最もランクの高いプラチナレートは全国で1大学、ゴールドレートは8大学が認定されました。 CAS-Net JAPANは大学キャンパスにおいて、省エネルギー、CO2削減、交通計画、廃棄物対策等のハード面の環境配慮活動を更に促進するとともに、環境教育・研究、地域連携、食の課題、運営手法等のソフト面の取組も同時に実施するサステイナブルキャンパスの取り組みを推進し加速させ、かつ諸外国の先進的なネットワークとも連携し、もって我が国における持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することを目的に、平成26年2月に大学や大学に関係する団体、個人により設立されたもので、京都大学が事務局を務めています。平成28年2月時点における会員数は34法人、89名の個人となっています。

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