平成28年度版(平成27年度報告)環境報告書
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大阪府立大学環境報告書 39 「環境報告書(平成27年度版)」では、園芸を中心に学内外で活動しているガーデニングボランティア団体「府大はなさかプロジェクト」を紹介しました。今回は、活動の一環として中百舌鳥キャンパスの生活協同組合前に造った日時計花壇について、前回に引き続き、代表の大田さんにお話を伺いました。 Q 「府大はなさかプロジェクト」について簡単に教えてください。 府大はなさかプロジェクトは「府大を花でいっぱいに」をモットーに、平成24年に発足したガーデニングボランティア団体です。普段の主な活動内容は、学内にある花壇の世話と、学外の緑化ボランティア「花いっぱいやさかい」への参加です。 Q 日時計花壇をつくることになった経緯は何でしょうか。 団体として何か新しいことをしたいと考えていた時に、学生センターの職員さんから助言を受けて、「後援会チャレンジくん」という事業に応募したのがきっかけです。当初は花時計をつくる予定だったのですが、予算的に不可能ということで、低コストな日時計の周囲に円形に花を植えて、少しでも花時計に近いものを造ろうと考えました。 Q苦労したところはありますか。 府大はなさかプロジェクトは一般のクラブやサークルとは異なり「ボランティア団体」であるため、メンバーに活動を強制したり、義務を課したりすることは一切していません。それゆえ、実際に日時計を設置する花壇での作業等で、人手が足りないことはしばしばありました。 Qこだわったポイント等はありますか。 レンガで小道を作ったり、日時計をなるべく低い位置で設置したりして、小さな子どもも花壇に入って日時計をのぞき込んでもらえるような工夫をしました。これには、地域住民の方々の散歩コースにしてもらえるような、学外の人からも愛される憩いの空間にしたいという思いがあったからです。 Q最後にひとことお願いします。 今回造った日時計花壇を、団体としてこの先何十年も管理していけるよう、団体の存続とメンバーの勧誘に力を入れていきたいです。 担当:田中 大樹(E~きゃんぱすの会) 大田 崇眸呂(あむろ)さん (現代システム科学域環境システム学類) 日時計花壇全体 大学の新スポット!府大はなさかプロジェクトの新たな試み 中央が日時計

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