平成28年度版(平成27年度報告)環境報告書
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大阪府立大学環境報告書 9 二酸化炭素排出量 図1-5はCO2排出量の推移を示したもので、増加傾向にあります。平成27年度の排出量が前年度に比べて大幅に増加しているのは、排出係数が変更されたことが影響しています(参考として排出係数固定の場合も示しています)。 エネルギー使用量の原単位等 図1-6は平成27年度のキャンパス別床面積当たりのエネルギー使用量を示したものです。参考までに、医学系を除く全国の大学の平均的なエネルギー使用量1,300MJ/㎡、全国の小・中・高の平均的なエネルギー使用量420MJ/㎡も示しました(一般財団法人省エネルギーセンターが平成9~22年に行った診断結果から引用)。 床面積当たりでは、中百舌鳥キャンパスのエネルギー使用量が1,596MJ/㎡と最も高くなっています。平成27年度からC22棟(植物工場)が本格稼働し、国際交流会館を使用開始したことにより、これまでよりエネルギー使用量が大きくなったものと考えられます。 これら2つの施設を除き、中百舌鳥キャンパスのエネルギー使用量を平成26年度と比較すると、平成27年度は4.9%減となっており、省エネルギーの取り組みの効果は上がっているものと考えられます。 図1-7は学生・教職員1人当たりのエネルギー使用量を示したものです。キャンパス別の1人当たりのエネルギー使用量は、動物病院の機能を有する「獣医臨床センター」を設置しているりんくうキャンパスが80,114MJ/人と最も高くなっています。 担当:桑木 雅史、河添 修平 (E~きゃんぱすの会)(注)CO2排出量は大阪府の温暖化対策指針において定められた排出係数を使用している。 05,00010,00015,00020,00025,000平成23年度平成24年度平成25年度平成26年度平成27年度CO2排出量(t)【参考】排出係数固定(H22)排出係数変動図1-6 床面積当たりのエネルギー使用量 1,5966881,5631,3493581,2601,30042005001,0001,5002,0001次エネルギー(MJ/㎡)図1-7 1人当たりのエネルギー使用量 45,05922,87980,11444,98110,73141,612010,00020,00030,00040,00050,00060,00070,00080,00090,0001次エネルギー(MJ/人) 省エネうちわ

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