環境報告書2014年度
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大阪府立大学環境報告書 53活動記録・「府大環境デー」の開催 世界環境デーに合わせて、府大学生環境3団体が中心となり「第1回 府大環境デー」を中百舌鳥キャンパスにおいて開催しました。関西圏の学生環境団体として、大阪大学環境サークルGECS、神戸大学PEP UP、同志社大学DEP、近畿大学FeeLinkの5団体にも参加頂き、活動発表・交流を行いました。・「3Ecommunity ~学生による環境マネジメントの推進~」 従来の環境報告書作成に留まらない活動展開を見越し、平成25年度、大阪府立大学後援会が実施した後援会チャレンジ君(目標設定型奨励事業)に応募し、採択を受けて以下3点の事業について取り組みました。 環境をテーマにしたワークショップの開催 環境先進大学(三重大学)への現地視察・意見交換 ecocon2013での団体発表 ecocon2013では入賞に至らなかったものの、発表や交流を通して、情報発信を行い、多くの収穫を得ることができました。・平成25年度「おおさか環境賞」 府民活動部門 準大賞 受賞 大阪府立大学の環境マネジメントの一翼を担い、初の「環境報告書」の作成を学生が主体となって行うという独自的な活動内容を評価して頂き、受賞に至りました。・平成25年度学長顕彰 受賞 上記の「おおさか環境賞」府民活動部門 準大賞の受賞を受けて、昨年度に引き続き平成25年度も賞を頂きました。・大阪府地球温暖化防止活動推進センター(みどり公社)による「うちエコ診断」を受診 「うちエコ診断」とは、専門家により各家庭のCO2を見える化し、ライフスタイルに応じたCO2削減対策を提案してもらえる取り組みです。問診票を基に解析が行われ、後日、うちエコ診断員による相談会を中百舌鳥キャンパスにおいて行って頂きました。ひとり暮らしの学生を含め、参加者ひとりひとりに改善策をオーダーメイドして頂き、身近なエコを考える、非常にためになる場となりました。編集後記 第三者からすると「大学」という切り口はとてもわかりやすく、また扱いやすいものです。しかし、環境報告書の作成を通し、その「大学」が如何に広く、巨大な組織なのかを目の当たりにし、時には活動を阻まれることすらありました。それらを考えると、毎年ただ報告書を発行するだけでは、ただ学生が主動となるだけでは「大学」を変えることはできないと感じました。 数年前より環境マネジメントに力を注いでいる府大の、ひとりふたりだけではない学生・教職員にとって、この報告書がどんなものであってほしいか。報告書に少しでも関わること、日々の活動と報告書とを往復する時、何かしらの発見や気付きが生まれるような報告書になると良いなあ、と思います。 本報告書作成に当たり、学内外を問わず多くの方々から多大なお力添えを頂き、今回も無事発行まで至ることができました。この場を借りて、心より深く感謝申し上げます。  担当:山道 あい①②③

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