環境報告書2014年度
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52 OPU University Social Responsibility Report団体概要という有志メンバーにより、平成23年4月にE (え)~きゃんぱすの会(環境報告書作成学生委員会)を設立しました。21世紀科学研究機構エコ・サイエンス研究所に所属し、大学の協力のもと、この報告書で3冊目の発行となります。 「環境に対し、府大ではどのような取り組みが推進されているのか」。それらを開示する報告書は、一体誰が作るのだろう、そして作ったものは誰に読んでほしいのだろう…いずれの対象にも浮かび上がるのは、私達「学生」でした。大学利用者の大半を占める学生ですが、学内の環境に関する活動は、大学との連携が部分的・短期的になりがちです。学内への新しい提案も、限られた学生生活の間にPDCAサイクルを回しきることは難しい…そんな時、毎年発行される「環境報告書」があることで、大学と学生の活動のネットワークになり得ると私達は考え、活動に励んでいます。私たちの目標 ・学生の視点から大学の環境取組を検証し、提言を  行う。 ・教職員・学生が連携する知的・実践的拠点となる。 ・副専攻「環境学」を活かす組織となる。 ・国際的な視野で社会を牽引する「環境人材」へと  育つ場となる。 ・学生と大学のパイプ役になる。 まだまだ未熟な団体ではありますが、教職員の方々の知識・経験と、学生の力とを掛け合わせ、府大における環境マネジメント推進の歯車の一つとして活動に努めています。「環境報告書(平成26年度版)」の広がり 私達学生にとっては「府大」という愛称で慣れ親しむ「公立大学法人大阪府立大学」。3キャンパス+工業高等専門学校によって構成されていますが、報告書作成に当たり、対象地(内容)の偏りが課題となっていました。そこで、今回の報告書の特色として下記を組み込みました。 ・大阪府立大学工業高等専門学校の環境取  り組みに関するインタビュー ・副専攻「環境学」の「環境活動演習」に  おけるグループ活動紹介の開始 演習科目の活動紹介に関しては、まずは学域・学部生1グループからのスタートです。今後も継続した掲載と、対象の拡大ができるよう、キャンパス間、学生・大学間の連携を図っていきます。

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