環境報告書2014年度
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32 OPU University Social Responsibility Report 中百舌鳥キャンパスでは、学園祭として友好祭1)と白鷺祭2)が開催されており、環境部エコロ助がその開催期間中に発生するごみの削減、分別に向けた活動を展開しています。今回は、リユース食器を貸し出すことによって、模擬店から出る容器ごみを削減する活動に取り組んでいる藤本麻美さんにインタビューを行いました。―――エコ店舗班・エコ店舗について エコ店舗班は環境部エコロ助の学園祭活動班の中の一つです。学園祭で模擬店から出る(容器)ごみを減らすことを目的として活動しており、班員は平成25年度で24人です。 主な活動内容は以下の3種類を柱としています。①Reuse:模擬店へのリユース食器の貸出、洗浄、管 理(保有含む)。リユース食器を使用した模擬店を エコ店舗と認定②Reduce:エコレシピ(容器包装ごみを減らす努力 をした店舗に認定)の推進③周知活動:エコ店舗の周知と利用促進を図るために エコ抽選会を実施――リユース食器を学園祭で利用する効果は何ですか 一番は、やっぱりごみが減るということです。白鷺祭では、3日間で合計2,525枚の紙皿が節約できまし)ういと器食スーユリ(「、はに々方の者場来、はとあ。たもったいなくない、リユースできる何か」を使う魅力を学園祭で感じてもらい、日常生活においてReduce、リユース食器を学園祭で!エコ店舗とはReuseに気をかける、気付くきっかけになるのではないかなと思っています。また模擬店側には、リユース食器の使用申請をすることで、白鷺門よりの大通りの一等地(エコ店舗エリア)に出店できるというメリットがあります。―――エコ店舗班でリユース食器を保有しているということですが、それについて教えてください 学園祭で活躍するものでは、平皿600枚、仕切り角皿800枚、お椀が約1,200枚あります。主に堺市内の給食センターから頂いたものです。材質等の関係で、ある程度の年数が経ったら捨てちゃうらしいですね。年に数回程度使うなら問題は無いため、それを頂いて使用しています。だから本来は廃棄物なんです。そこも、府大で使うリユース食器の魅力ですね。学園祭当日は一日当たり2回(忙しいときは3回)回収し、洗浄します。洗浄は生協食堂の洗浄機を利用させていただいています。使用しない期間は袋に入れて、それをプラスチックケースに入れて保管しています。

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