環境報告書2014年度
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30 OPU University Social Responsibility Report学舎の建替えや解体に伴う建設廃材 大阪府立大学のキャンパス内での建設工事では、①コンクリート塊、②アスファルトコンクリート塊、③建設発生木材、④鉄筋などの金属くず、⑤建設発生残土、⑥ガラスくず、⑦その他の建設廃材が発生します。 これらの建設廃材は「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(建設リサイクル法)や「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法)に基づき、分別解体するとともに、排出時から処分されるまでマニュフェストにより排出事業者が管理することとされています。 本学においても、元請負工事業者により、建設廃材は分別解体され、適正に再生利用(①~⑤等)又は廃棄処分(⑥~⑦等)されています。 図3-11に、特に建材のリサイクルの流れが明瞭な「コンクリート塊・がれき類」のライフサイクルを示します。農場(研究フィールド)での植物残渣や枯れ枝等の材木 中百舌鳥キャンパスでは、研究フィールドから植物残渣が排出し、またキャンパス内が広く、木々が多いことから枯れ枝等の材木が発生しています。研究フィールドでは、フィールド内に植物残渣を堆肥化する場所を設けており、適正な処理、堆肥化が行われています。またフィールド以外のキャンパス内で発生した材木については、キャンパス西門横の材木・草本置き場に、草本と分けて一定期間保管されたのち、委託のリサイクル業者によって回収されています。 回収した草本は適切に処理され、材木は学内整備時の木材チップ路盤材として、府大池(園池)の周遊歩行者路や、A2棟跡空き地の通路に使用されています。建築廃材の処分  担当:玉井一生

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