環境報告書2014年度
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大阪府立大学環境報告書 23 ダイオキシンの大気への排出濃度については、対象となる中百舌鳥キャンパスで「ダイオキシン類対策特別措置法」に定められている濃度基準を下回っています。PCB (ポリ塩化ビフェニル) については、中百舌鳥キャンパス及び工業高等専門学校において微量PCB含有の高圧トランス等を厳格な管理の下で保管しています。 「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の推進に関する法律」に基づく化学物質の管理については、対象となる中百舌鳥キャンパスで排出量を把握し、届出を行っています。 各建物に使われているアスベストは、「文部科学省再生可能資源(缶、ビン、ペットボトル) 法人全体で、再資源化のため、空き缶、空きビン、ペットボトルを分別回収しています。中百舌鳥キャンパスにおける空き缶・空きビンの回収量を図3-3に、ペットボトルの回収量を図3-4に示します。年度毎に回収量の増減はあるものの、それぞれ毎年3トン以上の空き缶・空きビンやペットボトルを回収しています。可燃ごみ 可燃ごみについては、立地する市の回収形態に合わせることから、キャンパスごとに回収形態が異なっています。羽曳野キャンパスでは、量によりごみ処理の委託料が変わるためより積極的なごみ削減を行っています。中百舌鳥キャンパスでは平成25年度からごみの排出量のモニタリングを開始しており、今後へ活かす予定です。公立大学法人としての取り組み 「可燃ごみ及び資源ごみ」については、今後もキャンパス環境対策推進会議の構成員である環境推進員を通じて、廃棄物の削減に向けての意識啓発とその実践に取り組むこととしています。特に学生の環境推進員は自主的にキャンパス・エコ活動の実践と啓発を行っていることから、3Rの徹底の中で、廃棄物の減量化が図られると考えています。通達の学校施設等における吹き付けアスベスト等の対策状況フォローアップ調査」で把握しており、平成25年度現在、飛散防止措置を実施することでアスベストの適切な管理を実施しています。 このように有害化学物質等については、法人全体において関係法令に基づき適切な管理と処理を進めており、今後も継続していきます。  担当:水上裕貴有害化学物質等 担当:水上裕貴

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