環境報告書2014年度
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大阪府立大学環境報告書 19山的な林を引き継いでいる場所もありますので、無理に何かを作ったり、生物を連れてきたりするのではなく、ミナミメダカなどの元々いる生物を大切にしたいものです。 中百舌鳥キャンパスは昔の里山の面影を残しながら少しずつ変化しています。地域の生物多様性の拠点になっている現在の状態を維持し、教育活動・社会貢献に活かすとともに、渡り鳥などの生きものにとっても憩いの場であり続ければ良いと思います。対談を終えて このインタビューを通して、府大池など中百舌鳥キャンパスの自然環境についてとても詳しく知ることができました。中百舌鳥キャンパスは生物多様性の拠点であり、また人と自然との共存について考えることができる場でもあると思います。そしてそのような機能を果たしながら今後も地域に貢献していくために、学生、教職員、そして地域の方々と協力し合ってより良いキャンパスを築いていければ良いと思います。   担当:飯田桃子     福井友里菜写真協力:八木孝司教授     平井規央准教授     湯井順子(地域連携・研究支援課地域連携室主査)

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