環境報告書2013
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20|第3章 循環型社会の形成に向けて 実験や研究活動に伴い、廃酸や廃アルカリ等の実験系普通産業廃棄物、有害物質を含有する廃液や廃油、汚泥、感染性廃棄物等の特別管理産業廃棄物が発生しています。 産業廃棄物排出量の推移については、表1から表4に示しています(りんくうキャンパスは平成22年度からキャンパスがオープン)。廃プラスチック、ガラス、がれき、金属くずの排出量の推移は表1、表2に示すとおりで、年間268トンから366トンの産業廃棄物が排出されています。 大阪府立大学工業高等専門学校では、廃プラスチックやガラス等の産業廃棄物を、混合廃棄物として業者に処理を委託しています。区分ごとの回収量は把握しておらず、排出量は体積で算出しています。 また、実験系普通産業廃棄物排出量の推移は表3に、特別管理産業廃棄物の排出量の推移は表4に示すとおりで、年度毎に排出量は大きく変動しています。 特に、感染系廃棄物に関しては羽曳野、りんくうキャンパスからの排出量が大部分を占めます。 これらの産業廃棄物については、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、特別産業廃棄物の処理計画書等を提出するなど、関連法令を遵守することはもとより、大学独自に「廃棄物の手引き」を作成し、適切に処理を行ってきたところであり、今後とも同様の取り組みを継続していきます。 注1:マニフェスト調査に基づく。 注2:マニフェストの交付状況は平成20年度から前年度の交付状況の報告が義務付けされた。 注3:各産業廃棄物の重量は、廃棄物処理法に基づく産業廃棄物管理票(マニフェスト)交付等状況報告書の中で定められる換算係数を用いて各排出量の体積を重量に換算したものである。 各換算係数は、廃プラスチック:0.35、ガラス:1.00、がれき:1.48、金属くず:1.13 実験系廃棄物等 注1:マニフェスト調査に基づく。 注2:大阪府立大学工業高等専門学校では、排出量を[m3]で算出している。 担当:玉井一生 (大学院生命環境科学研究科) 平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度平成24年度-85.0101.094.0162.5大阪府立大学工業高等専門学校 (㎥)平成20年度平成21年度平成22年度平成23年度平成24年度320.9170.8149.6137.5134.912.4115.311.012.715.54.910.96.89.0333.3291.0171.5157.1159.422.819.822.718.216.80.00.00.02.05.00.42.00.20.422.820.224.720.422.20.00.042.80.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.00.042.80.00.03.40.03.190.0160.90.00.010.915.823.70.015.80.00.03.40.029.8105.8184.6359.5311.2268.8283.2366.3りんくうキャンパス金属くず(t)小計中百舌鳥キャンパス羽曳野キャンパス3キャンパス合計中百舌鳥キャンパス羽曳野キャンパスりんくうキャンパス中百舌鳥キャンパス羽曳野キャンパスりんくうキャンパス廃プラスチック(t)中百舌鳥キャンパス小計小計ガラス(t)がれき(陶磁器くず)(t)小計羽曳野キャンパスりんくうキャンパス表1 産業廃棄物排出量(中百舌鳥/羽曳野/りんくうキャンパス) 表2 産業廃棄物排出量(大阪府立大学工業高等専門学校)

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