環境報告書2013
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大阪府立大学 環境報告書|19 再生可能資源(缶、ビン、ペットボトル) 空き缶、空きビン、ペットボトルについては、全キャンパスにおいて、再資源化のために回収が行われています。中百舌鳥キャンパスにおける缶・ビンの回収量を図2に、ペットボトルの回収量を図3に示しています。図に示すように、年度毎に回収量の増減はあるものの、ここ5年間では、年10トン~15トンを回収しています。 可燃ごみ 可燃ごみの回収形態はキャンパスごとに異なっています。羽曳野キャンパスでは、従来から積極的なごみ削減を行っています。中百舌鳥キャンパスでは平成24年度からごみの排出量のモニタリングを開始しており、今後へ活かします。 公立大学法人としての取り組み 「可燃ごみ及び資源ごみ」では、今後も「環境推進員」を通じて、廃棄物の削減に向けて意識啓発とその実践に取り組むこととしています。 特に、環境推進員(学生)に対しては、各資源ごみの再資源化への理解を図る意識啓発を進め、3Rの徹底に力を入れることとしています。 ダイオキシン排出濃度については、対象となる中百舌鳥キャンパスで「ダイオキシン類対策特別措置法」に定められている濃度基準を下回っています。PCB(ポリ塩化ビフェニル)については、中百舌鳥キャンパスでは平成24年度に新規に発生したPCB廃棄物はなく、現在は微量PCB含有のものを厳格な管理のもと保管しています。大阪府立大学工業高等専門学校では高圧トランスが7台、その他微量PCBがあり、適正に管理・保管しています。 「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の推進に関する法律」に基づく化学物質の管理については、対象となる中百舌鳥キャンパスで排出量を把握し、届出を行っています。 各建物に使われているアスベストは、「文部科学省通達の学校施設等における吹き付けアスベスト等の対策状況フォローアップ調査」で把握しており、平成24年度現在、飛散防止措置を実施することでアスベストの適切な管理を実施しています。 このように有害化学物質等については、全学において関係法令に基づき適切な管理と処理を進めており、今後も同様の取り組みを継続していきます。 01000200030004000500060007000H20年度H21年度H22年度H23年度H24年度回収量(㎏)担当:玉井一生 (大学院生命環境科学研究 有害化学物質等 担当:木山由希 (生命環境科学部緑地環境科学科) 02,0004,0006,0008,00010,000H20年度H21年度H22年度H23年度H24年度回収量(㎏)図3 ペットボトルの回収量の推移(中百舌鳥キャンパス) 図2 空き缶、空きビンの回収量の推移(中百舌鳥キャンパス)

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