環境報告書2013
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16|第2章 創エネルギーの取り組み 学内の太陽光パネルの現状 中百舌鳥キャンパスでは、植物工場(C20棟、C21棟)に30kWの太陽光パネルを2台設置し、物質棟(B5棟)に4kWのものを設置しています。 植物工場の発電量は表1に示すとおり、年間32,000~35,000kWh前後になっており、発電された電気は植物工場内で消費されています。 大阪府立大学工業高等専門学校では平成23年3月14日から10kWの太陽光発電設備を設置しており、平成24年度の発電量は表2に示すとおり、年間13,000~14,000kWh前後になっています。発電した電気は校内で使用されています。 平成23年度 平成24年度 13,056 13,547 中百舌鳥キャンパスにおいては、バイオ・工学技術を活かした微生物によるメタン発酵などの創エネの研究、実証は行われていますが、法人全体として、再生可能エネルギーの本格導入は、必ずしも進んでいるとは言えない状況です。地球温暖化への影響、災害時に利用できるエネルギーの確保などの点を考慮し、学内の再生可能エネルギーの設備導入を進めることが必要です。 公立大学法人としての取り組み 法人全体としては、昨今のエネルギー事業を踏まえ、省エネルギーの取り組みと併せ、太陽光発電による「創るエネルギー」に取り組んでおり、中百舌鳥キャンパスでは、さらなる太陽光発電の設置についての調査を平成25年度から開始しています。また、羽曳野キャンパスでは、ESCO事業の導入に向けた事業可能性の可否を見極めるため、平成25年度中に予備調査を行う予定です。 平成23年度 平成24年度 C20棟 34,608 32,948 C21棟 35,082 34,501 太陽光発電設備の現状 表1 植物工場 太陽光パネル総発電量(kWh) 表2 大阪府立大学工業高等専門学校 太陽光パネル総発電量(kWh) 担当:宮崎準平(大学院工学研究科) 植物工場 太陽光パネル B5棟 太陽光パネル 大阪府立大学工業高等専門学校 太陽光パネル

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