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環境システム学類では、現代の様々な環境問題に対応するために、3つの課程を設置し、各課程で専門性を養いつつ、課程の枠を超えた学修が可能なカリキュラムを設定しています。これにより、自然環境問題、貧困や宗教、こころの問題などの現代の多様な問題に対する多面的なアプローチと解決力を育んでいます。環境システム学類の学生は、まず、「自然、社会、人間」をテーマに幅広い分野を学び、その後、卒業研究へ向けて自らの学びたい課程・研究分野を選択し、指導教員の下、専門性の高い研究に取り組んでいきます。近現代の社会では、様々な環境問題が生じています。生態系という名の共生システムである自然と人間の営みのあり方を理解し、自然環境の中で人間が共存するシステムを考えるために、環境共生科学課程では、人の暮らしや生活に係わる文化的な環境に関する科目と現代の環境問題に係わる基礎的な科目をバランス良く履修します。多種多様な事象が複雑に絡み合う環境問題について、課題を発見し、解決する方法を考える能力を養います。環境共生科学課程環境科学分野の専門知識・技術を中心に学修し、生態系の中で人が共生するシステムについて考える人材を育成します。思想の視点、社会の視点、コミュニケーションの視点、歴史・空間の視点など、多様な視点のもとで学問の境界を越えた学びを実践します。また、それを通じて、人間社会が引き起こした社会問題をさまざまな角度から理解し、問題解決への道筋を探る能力を養うとともに、生活様式や生命観、対人関係のあり方について、自分と異なる価値観を尊重し、共に生きるためのコミュニケーション力を身につけていくことを目指します。社会共生科学課程異なる価値観を持った人々を理解し、他を抑圧することなく共生できる社会環境を構築するための実践知を探求する人材を育成します。自然環境や社会環境を認識する主体としての「人間」について学び、環境システムについての考究を深めます。人間について、環境について、そして人間と環境の関係について、じっくりと考え、専門的視点を身につけることを目指します。本課程では、認知科学・心理学・臨床心理学などの多様な専門的視点から、「人間の心の働き」を探究します。人間環境科学課程認知科学・心理学・臨床心理学などの専門的視点から、人間と環境にまつわる根本的問題を鋭く分析し、調和を生む人間環境の実現を目指す人材を育成します。自然人間社会文化と景観都市文化論現代社会と人間心の病理学環境心理学環境計測学自然・社会・人間が共生するシステムを考える環境共生科学課程社会共生科学課程人間環境科学課程5

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