工学域2019
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工学域の学びのPoint柔軟な進路選択を可能にするため、あらゆる工学分野に共通する基礎を育んだ土台の上に、系統的・段階的に専門性を高めていくカリキュラムを編成しています。1・2年次は、自然科学全般の基礎知識の獲得を目標に、学類を問わず幅広く共通科目を学びます。また工学だけに偏らない豊かな教養を身につけ、学問分野全体を見渡す広い視野を養成。基礎を確固としたものにすることで、専門課程へのスムーズな移行を可能にします。3年次以降は、それぞれの専門分野について徹底的に学びます。講義だけでなく、実験や実習、演習、研究を通して、専門知識や技術を実際の問題解決に応用できる実践力を育成します。基礎学力の育成に重きを置き、幅広い教養から専門知識までを系統的・段階的に学ぶPoint1さまざまな問題が複雑に絡み合った現実社会では、工学に関する専門知識だけで、課題解決につながる科学技術を生み出すことはできません。専門性を生かす多様な視点と柔軟な思考力を養うため、教養科目を充実させています。また技術者・研究者として不可欠な高い倫理観や豊かな人間性を育む必修科目も用意しています。さらに世界をフィールドに活躍する上で必須となる国際的なコミュニケーション力、発信力、論理的思考力の育成にも注力しています。専門英語の授業を開講するほか、さまざまな授業の中で、文献や論文を読み、レポートを書く、発表やディスカッションを行う機会を豊富に設けています。工学の専門領域のみならず幅広い教養と国際性、豊かな人間性と倫理観を培うPoint2企業や地域の中で力を発揮し、その発展に貢献できる人材育成、研究を重視しています。その一環として、「エンジニアのためのキャリアデザイン」などの科目を設置。正課の授業の中で、将来について考え、キャリアを形成していく仕組みを整えています。また「工学域インターンシップ」を開講し、実際の企業や仕事を垣間見る機会も提供しています。企業での職業体験を通じて、現実社会の具体的な問題を知り、モチベーションや職業観が培われます。専門課程に進んでからは、地域の企業と連携し、新産業のシーズとなる技術や素材の開発・研究に携わる機会も設けています。キャリア教育、インターンシップ産学連携研究を通じて地域や社会に生かせる力を養成するPoint3INDEX05 電気電子系学類07 情報工学課程09 電気電子システム工学課程11 電子物理工学課程13 物質化学系学類15 応用化学課程17 化学工学課程19 マテリアル工学課程21 機械系学類23 航空宇宙工学課程25 海洋システム工学課程27 機械工学課程29 大学院工学研究科32 施設紹介03

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