工学域2019
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大学院工学研究科量子放射線系専攻■中百舌鳥キャンパスへのアクセス至なんば 他大学にはあまり類を見ない非常に充実した工作能力を誇るセンターです。学生に対する教育、教員の研究活動、特に実験をともなう研究に対して支援活動を展開しており、本大学において欠かすことのできない役割を担っています。機械加工・溶接・鋳造・印刷・ガラス工作の専門分野で大学における教育・研究への総合的な支援活動を行っています。 工学研究科リエゾンオフィスは、科学技術分野の急速な発達と研究開発の高度化や国際化に対応するために、大阪府立大学大学院工学研究科と産業界との新製品開発や研究開発協力および学術交流を推進するために設置されました。 また、地域社会における技術開発や技術教育等の振興、産学官連携にも積極的に貢献しています。 大阪府立大学21世紀COEプログラム「水を反応場に用いる有機資源循環科学・工学」は、基礎研究から実用化研究に至るまで数多くの成果をあげて平成18年度に終了しましたが、平成19年度以降も資源循環工学研究所に継承され、現在では有機資源から無機資源にまで研究対象を拡げて「SDGs 達成に向けた資源循環」を目標に掲げて研究教育を展開しています。とくに、高速・高消化率メタン発酵装置と超音波撹拌バイオディーゼル燃料製造装置を活用し、学内外で発生する廃棄物をエネルギー資源に変換するエコ・キャンパスの推進、環境教育などを地元NPO法人と連携して行っています。● コバルト60線源とチェレンコフ光Quantum and Radiation現代の先端科学技術を支える量子ビーム・放射線・ナノ工学の学際研究にチャレンジしよう。  量子放射線は、X線検診、がん治療、滅菌殺菌など医療分野や非破壊検査、超微細加工、半導体技術、高分子重合などの工業分野、品種改良などの農業分野において広く活用されています。同時に放射線防護、食品、環境安全等に関する放射線に豊かな知識を有する人材の育成がますます求められています。また、加速器から得られる量子ビームは、今日の最先端の科学研究分野で広く利用され、高度な分析と新材料開発にも応用されています。 本専攻は独立専攻として、さまざまな学類および学域で学んだ人材に対して、特徴的な放射線関連施設とクリーンルーム施設を活用した最先端の研究指導を行うとともに、放射線について指導的役割を果たすことができる高度専門技術者、研究者の養成を行います。 ● 電子線形加速器● クラス100クリーンルーム● ガンマ線照射施設●南海高野線「白鷺駅」下車、南西へ約500m、徒歩約6分。●南海高野線「中百舌鳥駅」下車、南東へ約1,000m、徒歩約13分。●地下鉄御堂筋線「なかもず駅(5号出口)」から南東へ約1,000m、徒歩約13分。●南海高野線「中百舌鳥駅」・地下鉄御堂筋線「なかもず駅」から南海バス(北野田駅前行31、32、32-1系統)で約5分、「府立大学前」下車。●南海本線「堺駅」から南海バス(北野田駅前行31、32、32-1系統)で約24分、JR阪和線・南海高野線「三国ヶ丘駅」から南海バス(北野田駅前行31、32、32-1系統)で約14分、「府立大学前」下車。●関西国際空港から南海バス(関西空港リムジンバス)で「中もず駅前(北側)」まで約63分、南海バス(北野田駅前行31、32、32-1系統)に乗り換えて約5分、「府立大学前」下車。大阪府堺市中区学園町1番1号 TEL.072-252-1161(代)32生産技術センター工学研究科リエゾンオフィス資源循環科学・工学研究教育拠点ベンチプラント実験棟施設紹介

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