工学域2019
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TOPICS化学工学課程バイオの力で、新しい「ものづくり」持続可能な社会の構築に向けて、新しい技術の創製を行っています 私たちの地球は、美しい山、綺麗な海、澄んだ大気、豊かな森に囲まれています。しかし、この小さな惑星「地球」の資源もエネルギーも限りのあるものです。 私たちの未来は、環境に調和した新しい科学技術、特に化学・物理・生物の力を結集した総合的な“ものづくり”や循環システムの構築にかかっています。環境と調和した社会を─夢をカタチにします。ケミカルエンジニアリングプラクティス化学工学量論 化学工学熱力学化学工学実験 化学工学英語演習 化学工学数学演習 化学工学演習移動速度論 拡散分離工学 反応工学 生物化学工学 粉体工学 化学装置設計 プロセス制御工学 プロセスシステム工学 プロセス設計 物理化学無機化学 分析化学 等授業科目※写真素材提供:ダイセル化学工業㈱ 私たちの体の中には酵素という触媒があります。酵素は常温で触媒機能を発揮し、副生成物を生成せずに目的物質のみを生成する特徴を持っています。この酵素の働きにより、我々は食べ物から生命の維持に必要な物質やエネルギーを無駄なく生成することが可能になっています。このような酵素を化学品製造反応の触媒として用いると、省資源で省エネルギーな環境にやさしい化学製品の製造が可能になると考えられます。我々、化学工学では酵素などを触媒として用い、エネルギーやファインケミカルを造る次世代の化学反応プロセスの構築にも取り組んでいます。環境と調和した社会の実現をめざし、夢をカタチにします。(右図:酵素の分子設計)URLhttp://www.chemeng.osakafu-u.ac.jp/17

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