工学域2019
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課程の学びについて物理の諸原理をエレクトロニクス社会に生かす電子物理工学。 電子物理工学は、気体、液体、固体内の電子現象を探求し、新しい機能を持つ電子デバイスの開発をめざす工学分野であり、21世紀社会において、ますます重要となる学問領域です。 本課程では、力学、統計力学、電磁気学、量子力学などの基礎物理学と超伝導、磁性、量子光学、半導体物理、ナノサイエンス、ナノテクノロジーなどの応用物理学を総合的に学習するだけでなく、これら物理学に立脚する電子回路、情報理論、通信工学などの電子工学の基礎理論も学びます。 本課程には、量子物性、ナノ光物性、有機エレクトロニクス、ナノデバイス、半導体ナノプロセス、量子・光デバイス、機能デバイス物性、非線形動力学、量子物理学、固体物性、シリコンフォトニクス、表面界面物性を主に研究する12のグループがあります。それぞれが専門分野に特化した研究・開発を行い、急速に進展している科学技術の各分野において、十分に活躍できる人材を養成しています。 ● ナノインプリント法で作製したマイクロ・ナノ混在構造● 人体にはれる絆創膏型ウェアラブルデバイス● 超高真空レーザー蒸着法による単結晶薄膜の作製● 超伝導2次元検出器用GM極低温冷凍機を用いた実験12

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