工学域2019
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TOPICS電子物理工学課程電子物理工学課程ではエネルギー問題など、今後我々が抱えるさまざまな問題の解決にも取り組んでいます 未来の省エネルギー、超スマート社会の実現に向けて、新しいエレクトロニクスの開拓が求められています。電子物理工学課程では、その開拓のための基礎力を身につけることを目的に、情報・通信・エネルギー技術の物理的側面、とくにナノサイエンスに力点を置いた教育を、世界最先端の研究を交えて行います。物理学的な広い視野と電子技術の高い素養をもち、あらゆる産業分野で創造性を発揮できる若者の育成を目指しています。ナノサイエンスで拓く未来。電磁気学 電子回路統計物理学 結晶物理工学 電子物理計測 量子力学 非線形力学 電磁波・光学気体エレクトロニクス 固体エレクトロニクス半導体エレクトロニクス 光デバイス磁性・超伝導 量子デバイス集積回路デバイス ナノエレクトロニクス光エレクトロニクス  等授業科目 現在の高度情報化社会は無機半導体デバイスによって支えられています。より豊かなユビキタス社会の実現には、人とのインターフェイスとなる柔軟性に優れた携帯端末や、より低いエネルギーで製造できるデバイスが求められています。この中で有機材料を用いた新しいエレクトロニクスが注目され、本課程でも研究に取り組んでいます。 有機デバイスは柔軟性が高く、印刷などで低コスト作製が可能であり、有機ELは既に一部で実用化されています。有機材料では多様な分子設計が可能であり、折り曲げ可能なディスプレイやトランジスタに加えて、太陽電池や次世代照明への応用が期待されており、その可能性は無限に広がっています。http://www.pe.osakafu-u.ac.jp/URL11

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