工学域2019
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課程の学びについて綿密な理論と大胆な発想─ハードとソフトを自在にあやつる技術者・研究者の育成をめざして。 オフィスでも家庭でも、いつどこにいてもネットワークの恩恵を受けられるようになってきました。ネットワークをより高速に、大容量化し、さまざまな電気システム、生産システムと接続し、より良い社会生活基盤を構築していくためには学域で学んだ基礎知識をもとに、時代が求めるニーズに対応するだけではなく、ニーズを創り出す専門知識と常に最先端の情報収集が大切です。この敏感なアンテナを養成していくのも本課程のテーマです。 本課程では、専門科目として電磁気学、電気回路、電子回路、オペレーションズリサーチ、信号処理に関する基礎理論をまず身につけ、パワーエレクトロニクス、電力工学、制御工学、経営工学、通信工学、光波電子工学、情報理論などの専門知識を習得します。さらに、プログラミングと実験科目により実践能力を養います。また、モータードライブシステム、電力システム、電気システム制御、マネジメントシステム、光機能システム、光電波システム、知的情報通信の7つの研究グループがあり、世界に通用する技術の研究開発に取り組むことができます。 ソフトとハードの両面にわたる電気、情報、通信から生産に至るシステムの設計・計画・運用を体系的に理解し、実践できる人材を育成すると同時に、自然環境との調和やネットワーク技術を重視した研究活動を通じ、エネルギーの有効利用とネットワーク社会の発展に貢献します。● 倒立ロボット実験、生産ー在庫システム開発● 太陽光発電の実験● 電気自動車と車両用モータの特性測定実験● 光通信・無線通信の実験10

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