工学域2019
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TOPICS電気電子システム工学課程http://www2.eis.osakafu-u.ac.jp/URL風力発電の大量連系に対する課題 自然・社会環境に適応したエネルギーシステムやエコカー、人のように滑らかに動くロボット、あらゆる情報にいつでも・どこでも・だれでも瞬時にアクセスできる光・無線技術の融合された次世代ネットワークやマルチメディア応用システム、効率的に製品を生み出す生産システムなど、現在だけでなく未来にわたって快適な日常生活を支え、かつ、欠かすことのできない次世代革新技術を創出する分野の教育と研究に取り組んでいます。暮らしをもっと快適にする、次世代の電気情報技術の担い手になろう。電気電子システムプログラミング 電磁気学 電気回路       電子回路 オペレーションズリサーチ 信号とシステム  電気電子計測     電気機器工学 パワーエレクトロニクス  エネルギー工学 電力工学       電力システム工学 制御工学       システム最適化 生産システム      通信網工学 通信システム      電磁波工学 光波電子工学     情報理論 通信理論       電気応用設計および演習通信工学特殊講義 等授業科目 風力発電は、発電コストも他の再生可能エネルギーと比較して安価で、LNGや石油火力発電とも遜色ない発電コストとなることが見込まれています。しかし、気象条件によって出力が変動するため、大量に電力系統に連系された場合、電力の安定供給に悪影響を及ぼす可能性があります。 この課題に対して、風力発電の出力予測や蓄電池を用いて出力変動を緩和するための技術を開発しています。また、学内に風力発電システムを模擬できる実験設備を用意して、実際に蓄電池の制御を行い風力発電の出力変動を緩和する実証試験を行っています。 これらの取り組みにより、出力が不安定な変動電源から、出力を予測・制御・運用することが可能な変動電源に改善することにより、再生可能エネルギーの連系拡大に貢献することを目指しています。09

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