大阪府立大学キャンパスガイド2021
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59大学院と連携した高度な専門内容を、系統的なカリキュラムと教育体制により、効果的に修得します。自然現象の本質を解明し、理解することをめざします。サイエンスの中核を成す数学、物理学、化学、生物学を深く学び、幅広い知識と主体的な探求心を科学技術の創造に役立てる力を育てます。豊富な演習や実験、ディスカッションにより論理的思考力、コミュニケーション能力を磨きながら各自の専門性を確立していきます。真理の探求と先端技術への応用。サイエンスの中核を成す数学、物理学、化学、生物学を深く学びます。本学類の数理科学課程(平成30年度開設)、物理科学課程、分子科学課程、および生物科学課程はそれぞれに連携する理学系の大学院を設置しているため、これらの世界的な研究内容を生かし、最新の自然科学に基づく授業を展開しています。こうした高度な専門内容を着実に修得するため、本学類独自の系統的なカリキュラムと教育体制を設定しました。大学の授業を受講する基礎を培う導入教育や、幅広い分野を学んだうえで自分の課程を選択することができる1年次の基礎科目はその一例です。さらに2年次後期・3年次前期の演習・実験・実習などの実践的科目により、研究活動の基盤を築きます。そして、3年次後期に研究室において、より専門性の高い演習・実験・実習を体験します。こうして段階的に成長し、自分の専門分野に進みます。科学者として国際的に通用するコミュニケーション能力を養うため、1・2年次には英語科目12単位を必修とし、英語力の向上をめざします。2年次以降には「科学英語」科目を設置しています。さらに、世界で活躍するためのプレゼンテーション能力を育みます。また、海外において第一線で活躍されている研究者をゲストプロフェッサーとしてお招きし、英語による専門科目の授業を受講することができる機会も提供しています。豊富な英語教育と、国際的環境理学類はサイエンス棟などを中心とした、最先端の教育研究環境を実現しています。室内の可視化や安全性に配慮した設計がなされ、建物各所に配されたオブジェも研究環境に潤いを与えます。さらに,サイエンス棟に併設されたサイエンスホールでは、国内外の著名な研究者による講演会が数多く開催されており、最新の成果について活発に意見交換を行うことができる環境が整備されています。また、緑豊かなホール前は、分野を超えた研究者や学生たちの交流の場として、利用されています。学問の創造性を育む緑あふれる教育空間講義と実験・演習を有機的に組み合わせたカリキュラムで効果的に学修できるよう、課程ごとに講義・実験・演習を適正な人数で開講します。また、初年次の少人数ゼミナールをはじめ、一貫した少人数教育で高度な知識や技術を緻密に教授します。さらに、学生アドバイザーによる履修指導で自分に最適な科目選択が可能です。少人数制と有機的なカリキュラムによる効果的な学修数理科学課程物理科学課程分子科学課程生物科学課程理学類数理科学課程 / 物理科学課程 / 分子科学課程 / 生物科学課程Mathematical SciencePhysical ScienceChemistryBiological ScienceSchool of Science51

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