大阪府立大学キャンパスガイド2021
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60電気電子系学類山田 良博さん(工学研究科) 「一般物体認識」という分野の研究をしています。自動運転技術のための認識カメラなんかが今では一番分かりやすいでしょうか。人間は色々な犬を見ても「犬」という認識が出来ますが、機械ではそうもいきません。犬種は様々であらゆる角度から見ても犬だと判別する事はとても難しい事です。簡単に言えばこの整合性を上げる研究しています。人間の認知の基本は「目が何を見ているか」が重要なんです。これを解き明かす事によって人間の動作を再現する事が目標ですね。大阪府立大学大学院工学研究科 竹井邦晴教授の研究チームは、印刷で作製できる絆創膏のように柔らかい添付型のウェアラブルデバイスのプロトタイプを開発しました。このウェアラブルデバイスは、人の活動量や簡単な健康状態(心拍、皮膚温度)、紫外線量を計測することが可能です。世界で初めて「印刷技術を開発すること」で柔らかいフィルム上に活動量(加速度)センサを形成する技術を実現。従来の半導体センサ作製技術と比べ、多種センサの集積化と低価格化が可能になりました。藤野 紗耶さん(電気電子系学類) 人工知能と人間との共存をはかりたいという目標のために「計算機で感性を理解する」ことが私の研究テーマです。私は絵本が好きなので「こんな絵本があったらいいな」と思い描けば、人工知能がそれを作ってくれるようなシステムをいつか作ってみたい。そこに、阪和線の青電車103系が大好きでしたので、それを組み合わせた対話型絵本システムをエントリーテーマにしました。システム名は英語で「Interactive digital picture book with Observing ∃ Kansei ∈ user」と表記され、頭文字を取ると「IO∃K」、103系と読めるというシステムです。府大生が世界一の認識精度を持つニューラルネットワークを開発「一般物体認識」の世界で、「見る」と「わかる」を解き明かす!サイエンス・インカレ最高賞の文部科学大臣賞表彰!絆創膏のように柔らかい添付型ウェアラブルデバイスの誕生!〜世界初!印刷技術の開発によって活動量を計測するフィルム上のセンサを実現〜全文はWEBから全文はWEBから全文はWEBから学類詳細はP.23から28現代システム科学域知識情報システム学類環境システム学類マネジメント学類工学域電気電子系学類物質化学系学類機械系学類生命環境科学域応用生命科学類緑地環境科学類理学類獣医学類地域保健学域総合リハビリテーション学類教育福祉学類看護学類新大学速報留学・国際交流キャンパスライフ就職・キャリア支援大阪府立大学の沿革キャンパス紹介Topics

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