大阪府立大学

本学学生チームが「学生英語プレゼンテーションコンテスト」で1位を受賞

更新日:2021年12月27日

2021年11月28日に、大阪科学技術センターで開催された、大学コンソーシアム大阪が主催する「学生英語プレゼンテーションコンテスト」において、本学から出場したチームMaBが1位を受賞しました。

「学生英語プレゼンテーションコンテスト」は、学生同士がともに学び、大学、学部、学年、国籍を越えた交流や親睦を深めることで学生の国際意識を醸成するとともに、高い国際意識やコミュニケーションスキルをもつ若者の育成に寄与することを目的として実施されています。

今年度は「コロナ禍において自身が直面した課題から想起した、大阪の学生が取組可能なSDGsに沿った課題解決策」をテーマに、12チームがスピーチを行いました。

チームMaBは「Phased-discussion and Emotional-facilitation for Productive Social Invention」と題して発表を行い、今回の受賞となりました。

発表概要

パンデミックによって爆発的にリモート化が促進されるとともに、オンラインツールの基盤が整った一方、期待される生産性と現代社会の生産性には乖離があるのが現状です。私たちはそのギャップを重要な問題として捉え、コミュニケーションに基づく問題を同定しました。そして、その問題に対して参加者間の会話が円滑に進むような議論のデザインに加え、感情が共有されるような機能を提案します。これらのアプローチによって、SDGs goal8の生産性だけでなく、goal3の精神的健康やgoal4の効果的学習といった課題を達成することが期待されます。

チームMaBのコメント

人間社会システム科学研究科 現代システム科学専攻 2年 福岡 克也 さん
生命環境科学域 応用生命科学類 1年 千田 小春 アリシア さん

このコンテストに参加した理由は、私たちが元々プレゼンが好きだったこと、英語で何かを伝えたいという考えに合致しているテーマのコンテストだったことが挙げられます。今回の提案内容はパンデミックの状況下でのオンライン授業を受けた経験を着想として生まれました。私たちは発表当日までに、提案に関する多くの議論を積み重ねてきました。本受賞によって、私たちの問題意識およびそれに対する提案の妥当性を評価していただけただけではなく、これまでの努力も認めていただけたと感じ、大変嬉しく思います。最後にこのような発表の機会を得られたことに、心から感謝しています。私たちは大会に向けた準備を通して、持続可能な社会のために何ができるかを考えることができました。このパンデミックの状況下でも、より良い社会をめざせると信じています。

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