大阪府立大学

リハビリテーション分野で活躍されている海外の先生らの国際オンライン教育講演を開催

更新日:2021年9月22日

本学の総合リハビリテーション学類 総合リハビリテーション学研究科では、国際社会に貢献できる高度専門医療人の育成を目的として、国際交流に力を入れています。その一環として、リハビリテーション分野で世界的に活躍されている先生方に、オンラインでご講演いただきました。

第1回目の教育講演(6月28日)では、University Children’s Hospital Zurich(スイス)のKakebeeke博士(理学療法士)に、「神経細胞群選択理論」に基づく運動発達・制御のメカニズムについての講演をしていただきました。この講演会には約60名の学類生・大学院生らが参加し、リハビリテーション学の基本となる運動発達や運動制御に関する最先端の知見を学ぶことができました。

第2回目の教育講演(7月19日)では、Ecole d’Assas(フランス)の学長 Jean-Jaques Debiemme先生と、同学講師の立花祥太郎先生に、フランスの理学療法教育の実情や活動について講演いただきました。Debiemme先生にはフランス語で講義いただき、それを立花先生が英語翻訳をされ、ご自身も英語で講義をされました。質疑応答では日本語を含めた3カ国語でのディスカッションが行われるなど、普段経験することができないグローバルな空気を体感できる貴重な機会となりました。

ゲストプロフェッサー事業では、7月12日、7月26日、8月2日の3回にわたり、国立成功大学(台湾)のPai-chuan Huang先生に台湾の作業療法の制度、実際、研究についての講演をしていただきました。また、8月9日にはこれまでの総括的な内容でオープンセミナーとして講演をしていただきました。

本学類・研究科では、日々グローバルな発展を遂げているリハビリテーションの分野において、国際的に活躍できる高度専門医療人の育成に向け、今後も様々な形で国際交流に力を入れていきます。

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大阪府立大学 大学院 総合リハビリテーション学研究科

教授 竹林 崇

Eメール takshi77[at]rehab.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。