LAC-SYS研究所の独自技術である「光濃縮」に関する産学連携の共同研究の成果をもとに村田製作所がオープンイノベーションを加速
更新日:2021年4月30日
本学 研究推進機構 21世紀科学研究センター LAC-SYS研究所(所長:飯田 琢也、副所長:床波 志保、所長補佐:中瀬 生彦)が保有する「光濃縮技術」を用いて2019年に共同開発を行った「ポータブル光濃縮システム」をもとに、株式会社 村田製作所が、さらなる実用化をめざして食品検査市場、臨床検査市場においてオープンイノベーションを推進します。
LAC-SYS研究所の独自技術である光濃縮システムは微生物やウイルスを含む多様な生体サンプルを濃縮して反応加速する技術です。共同開発した「ポータブル光濃縮システム」は食品分析センターや医療機関において数日を要している細菌などの微生物検査の迅速化・高感度化を提供し、その携帯性を活かして空港や駅などの公共エリアにおけるバイオテロの未然防止など、さまざまなシーンでの活用も期待できます。
関連リンク
- 大阪府立大学 研究推進機構21世紀科学研究センター LAC-SYS研究所Webサイト
- 株式会社 村田製作所Webサイト
- 大阪府立大学LAC-SYS研究所、村田製作所が細菌検査を効率化する「ポータブル光濃縮システム」を共同開発―産学連携製品としてCEATEC2019に出展―
- 村田製作所、大阪府立大学LAC-SYS研究所が細菌検査を効率化する「ポータブル光濃縮システム」を共同開発―産学連携製品としてCEATEC2019に出展―(株式会社 村田製作所 Webページ)
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大阪府立大学 LAC-SYS研究所
所長 飯田 琢也
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