大阪府立大学

神戸市の子ども支援施策に、山野則子教授ら本学研究者が参画

更新日:2021年2月18日

2021年2月17日に神戸市が発表した子ども支援施策のうち「AIを活用したスクリーニングの実施」について、大阪府立大学 人間社会システム科学研究科 山野 則子研究室(研究分野:子ども家庭福祉)が連携して実施することが発表されました。

連携するのは、支援が必要な子どもを適切に見い出す「スクリーニング」Yamano Osaka-Screening Sheet(以下、YOSS)の手法にAI(人工知能)診断要素を加えたスクリーニングシステムの活用です。このスクリーニングシステムは、山野 則子研究室(社会福祉分野)のほか、中島 智晴教授、宮本 貴朗教授(いずれも知識情報システム学分野)と協同して開発を進めているものです。

施策概要(神戸市発表概要より抜粋)

AIを活用したスクリーニングの実施

  • スクリーニングの手法及びAI(人工知能)診断を活用することで、生活困窮、不登校、児童虐待、家族介護など支援を要する児童生徒の状況把握及び支援の方向性を検討する取り組みを試行的に実施する。支援を要する児童生徒への具体的な支援は、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー等と連携を図りながら実施していく。
  • AI機能を含むスクリーニングシステム(YOSS)は、大阪府立大学 人間社会システム科学研究科 山野 則子研究室が開発中のものを活用し、同大学研究室と連携して実施する。
  • 小中学校20校程度で、毎学期にスクリーニングを実施。

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