大阪府立大学

伊藤嘉余子教授の研究概要が英国科学情報誌「Impact」に掲載

更新日:2021年2月12日

A support model for foster care

2020年12月、英国Science Impact社が発行している科学情報誌「Impact」に、本学 教育福祉学類 伊藤 嘉余子教授の研究紹介記事が掲載されました。

掲載されたのは「里親不調による委託解除を予防する里親子支援モデル構築」の研究紹介です。本研究は科学研究費助成事業(基盤研究B)により実施しており、児童相談所、里親支援専門相談員、養育里親などからの調査や事例分析を基礎とし、また国外の情勢も踏まえた上で日本における里親支援体制やフォスタリング機関のあり方について検証を進めています。

社会福祉学の分野で貴重なアプローチを提示していることが評価されたと考えられます。

伊藤研究室では社会的養護(施設・里親家庭)を主な研究テーマとし、家庭で親・家族と一緒に暮らし育つことができない子どもたちのための支援、特に親からの虐待や養育放棄など様々な事情によって、家庭で育つことのできない子どもや被虐待体験に起因する非行や情緒障害のある子ども(要保護児童)のケアや家族支援について研究を進めています。

掲載ページ

掲載誌情報

英国Science Impact社が発行している科学情報誌「Impact」は、世界中の35,000人の読者に向け配布され、大学・研究機関・国および地域の資金提供機関などに読まれています。「Impact」は世界で最大のオンライン学術情報源Ingenta Connect(インジェンタコネクト:約13,000誌 500万の記事を掲載、月140万アクセスのあるサイト)上でオープンアクセスされています。

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お問い合わせ

大阪府立大学 地域保健学域 教育福祉学類

教授 伊藤 嘉余子

Tel 072-254-9796 Eメール tki23040[at]osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。