大阪府立大学

学生団体Honaikude提案「水都大阪の新しい環境モデル都市化計画」が優秀賞を獲得

更新日:2021年1月5日

2020年12月5日(土)、「関西広域連合協議会大学生等との意見交換会」(主催 関西広域連合)が開催され、学生団体 Honaikudeより「水まわりリフォーム班」と「教育班」の2班が参加しました。審査を通過した18チームの中、「水まわりリフォーム班」の提案した「水都大阪の新しい環境モデル都市化計画」が優秀賞を獲得しました。

本意見交換会は大学生や大学院生の意見を関西広域連合の施策に活かすことを目的に実施されており、今年度は「大阪・関西万博を契機とした関西の地域創生」をテーマに開催されました。

Honaikude 代表を務める川岸 啓人さん(大阪府立大学 博士後期課程 2年)は「今までの環境対策といえば、何かを我慢しないといけないような、環境保全と便利さを天秤にかけるものでした。そこで、知らない間に環境が良くなっているような、環境と便利さを両立した対策はできないかとメンバー同士でアイデアを出し合い、今回の政策提案に至りました。この受賞を励みに、5年後の万博に向けて活動を一層加速させていきたいです」とコメントしました。

「水まわりリフォーム班」(優秀賞受賞)

〈メンバー〉

  • 大阪市立大学:名子(リーダー)、佐田、古田
  • 大阪府立大学:川岸
  • 帝塚山学院大学:福羅
  • 神戸大学:樋口

〈発表概要〉

環境問題といえば、なかなか行動しにくいということを課題に挙げ、大阪人の「ケチ」で「フレンドリー」という特徴に注目。魚と野菜を同時に育てる栽培法「アクアポニックス」と組み合わせ、次の3つの政策提案を行いました。

  1. 苗や稚魚からお客さんに買ってもらう「My魚、野菜システム」
  2. 生分解性容器のリサイクルでお得に!「コンポストポイント」
  3. 町中に食べられるアクアリウムを!「共有アクアポニックス畑」

(注釈)「Honaikude」とは、2025年大阪・関西万博に向けて、大阪の地から若者や大学・高専の力で貢献すべく、大阪市立大学と大阪府立大学の学生有志で構成されるプロジェクトチームです。

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