新世代植物工場のレタスを使った「アイデアレシピコンテスト2019」を開催
更新日:2019年11月7日
大阪府立大学の植物工場研究センターは、人工光型植物工場に特化しました国内有数の最先端の研究拠点です。2棟の研究棟と「新世代植物工場」で構成されています。1日あたり最大6,000株のレタス(フリルレタス、バタビアレタス)が生産され、「府大マルシェ」という商品名で大阪を中心に、関西圏域で広く販売されています。
昨年度に続き、今回は3回目の「府大マルシェ」を使った「アイデアレシピコンテスト」で、今回のテーマは「ランチボックス」です。大阪府立大学・府大高専の学生を対象に2019年7月22日から8月23日まで受付を行い、36レシピの応募がありました。
9月20日に行われた最終審査会では、1次審査を通過した7レシピを1時間の制限時間で実際に調理し、レシピのプレゼンテーションと試食を通じた最終審査を行いました。その結果、地域保健学域 総合リハビリテーション学類 栄養療法学専攻 山本麻衣さんの「野菜たっぷり!彩豊かなカレー風タコライス」が最優秀賞に選ばれ、ほか優秀賞3点、入賞3点も発表されました。
アイデアレシピ集を作成し植物工場研究センターのWebサイトに掲載しています。また、各種のパブリックスペースで入賞レシピを題材としましたイベントを開催する予定です。
審査結果
最優秀賞
受賞名 | 受賞レシピ |
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サンプラザ賞 | 「野菜たっぷり! 彩豊かなカレー風タコライス」(インスタ映え部門) 山本 麻衣(地域保健学域 総合リハビリテーション学類 栄養療法学専攻 3年) |
優秀賞
受賞名 | 受賞レシピ |
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大阪堺植物工場賞 | 「レタスカップでお野菜たっぷりDELI BOX」(インスタ映え部門) 山口 晴緒(地域保健学域 総合リハビリテーション学類 栄養療法学専攻 3年) |
PFCコンソーシアム賞 | 「たっぷりレタスとトマトドレッシングのサラダパスタ」(健康志向部門) 志田 咲彩(地域保健学域 総合リハビリテーション学類 栄養療法学専攻 2年) |
PFC賞 | 「府大マルシェ巻きボックス」(インスタ映え部門) 谷口 菜央(地域保健学域 総合リハビリテーション学類 栄養療法学専攻 3年) |
入賞
受賞名 | 受賞レシピ |
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サンエッセン賞 | 「レモンバターチキンのラップサンド & サーモンとチーズのレタスラップサンド」(インスタ映え部門) 山口 悠夏(地域保健学域 総合リハビリテーション学類 栄養療法学専攻 3年) |
「ふたを開ければそこに入っていたのは…かわいい花束でした」(インスタ映え部門) 平林 里菜(地域保健学域 総合リハビリテーション学類 栄養療法学専攻 3年) |
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「彩りたっぷり! ピクニックランチボックス!」(インスタ映え部門) グループ名:ばぶちゃんず 坂野 文香(工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 博士前期課程 1年) 橋脇 健太朗(工学研究科 航空宇宙海洋系専攻 博士前期課程 1年) |
最優秀賞 山本 麻衣さんのコメント
今回のテーマはランチボックスということで、蓋を開けた瞬間から目で楽しめるように色とりどりの野菜をたっぷりと使用しました。また、食欲が増すようにカレー粉をスパイスとして使用しています。レタス本来の甘みが感じられるバタビアレタスとシャキシャキした食感が楽しめるフリルレタスのどちらも味わえるランチボックスとなっています。
最終審査において、他の方のどのレシピも創意工夫が凝らされていた中で最優秀賞をいただけて大変光栄です。今回の経験を活かし、栄養学をはじめとして様々なことに取り組んでいきたいと思います。本当にありがとうございました。
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決勝進出者とその作品
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調理の様子
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最優秀賞作品「野菜たっぷり! 彩豊かなカレー風タコライス」
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山本さんと増田センター長
SDGs達成への貢献
大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。
本研究はSDGs17のうち、「2:飢餓をゼロに」に貢献しています。
関連情報
お問い合わせ
植物工場研究センター
Tel 072-254-9409 Eメール plant-2[at]21c.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。