栄養療法学専攻の学生チームが「クリエイティブ・クッキング・バトル・ユース」関西大会で優勝
更新日:2019年6月18日
2019年6月8日に「家庭から出る食料廃棄を楽しく解消する」をテーマに開催された「クリエイティブ・クッキング・バトル・ユース」(主催:CCB実行委員会)の関西大会にて、参加8大学の中から、本学地域保健学域総合リハビリテーション学類栄養療法学専攻 3年生の野尻 寿々さん、上田 楓さん、杉村 真由さん、安岡 明希さんの学生4名からなるチームが優勝しました。
クリエイティブ・クッキング・バトルは、“ありモノからおいしい料理を作ることは生活の中で最もクリエイティブな行為である”をコンセプトに、残り食材を工夫して自由に料理する能力に焦点を当てたエンターテイメント型フードロス解消バトルイベントで、ユース大会では大学生を出場対象としています。
各家庭で残っている食材を持参することを参加条件としており、集まった廃棄食材をコンテスト冒頭に争奪戦で手に入れ、それら入手できた食材を活かしていかにフードロスの少ない創造性あふれるメニューを即興で調理できるかを競うコンテストです。
優勝チームは今後、7月6日に東京で開催される全国大会に出場する予定です。
優勝したメニュー
考案メニュー
- くるみと紫キャベツと大根のマリネサラダ
- 玉ねぎの皮入り 千切り野菜のかきあげ
- お麩と納豆のからあげ
- サーモン豆腐クリームソースのマカロニパスタ
- きのこと野菜のすまし汁
- サーモン豆腐ペーストをのせた椎茸のグリル焼き
工夫したポイント
マリネサラダには、皮付きのままのキウイを丸ごとミキサーにかけて作ったソースを使いました。玉ねぎの皮は、千切りにしてかきあげの具材にすることで、カリカリ感を出して食べやすく工夫しました。お麩は、お好み焼き粉をまぶして、からあげにしてみました。外はカリカリ、中はふわっとしていて、ほんのり香るかつおぶしの風味がポイントです。かきあげも、お好み焼き粉を活用してみました。
学生チームのコメント
今回45分間で6品もの料理を作ることができたこと、調理後の生ゴミをわずか15g(大さじ一杯程度)にまでおさえられたこと、関西大会で優勝できたこと、全ての結果に私たち自身もとても驚き、また嬉しく感じています。決勝戦では、さらにフードロスの少ない、美味しい料理をお届けできるよう、工夫を重ねていきたいと思います。
SDGs達成への貢献
大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。
本研究はSDGs17のうち、「2:飢餓をゼロに」に貢献しています。
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