大阪府立大学

石井実名誉教授が令和元年度環境保全功労者表彰を受賞

更新日:2019年6月17日

本学の石井 実 名誉教授が、2019年6月12日(水)に環境省「令和元年度環境保全功労者表彰」を受賞し、東京都内のグランドアーク半蔵門で表彰式が行われました。

今回の受賞は、環境保全の推進のため、多年にわたり顕著な功績のあった者・団体に贈られるもので、この令和元年度は10件(9名、1団体)の表彰がありました。

石井名誉教授は、昆虫や里地の保全生態学に幅広い識見を持ち、環境省でも中央環境審議会の委員を務めるなど長期に渡って野生生物や里地里山の保全に大きく貢献する活動を行ってきました。今回の受賞はその功績が認められたものです。

石井名誉教授の受賞コメント

このたび環境省自然環境局からのご推薦で環境保全功労者表彰を受けることになりました。私は大阪府立大学での研究活動を通じて、近畿地方をはじめとする日本各地の里地里山の自然、とりわけ野生動植物の生息環境の減少や劣化が深刻であることを知りました。そのため、研究の方向性を生物多様性保全に向けて変えるとともに、環境省や大阪府、堺市などの自然環境行政にも微力ながら関わってきました。今回の受賞はそのような取り組みを評価していただいたものと、たいへん光栄でうれしく思っています。これまで支えていただいたすべての皆さまに感謝申し上げます。

左より、石井実 名誉教授、原田義昭 環境大臣、写真

左より、石井実 名誉教授、原田義昭 環境大臣

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本研究はSDGs17のうち、「15:陸の豊かさも守ろう」に貢献しています。

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