大阪府立大学

創薬科学研究所キックオフセミナーを開催

更新日:2019年6月13日

2019年5月28日、中百舌鳥キャンパス C17棟にて、4月1日に開設をした21世紀科学研究センター「創薬科学研究所」のキックオフセミナーを開催し、約80名の参加がありました。

創薬科学研究所は、創薬に関わる様々な研究を部局横断的に実施するために開設。創薬標的の特定と検証、分子標的薬の探索、および薬物送達システムによる最適化(ドラッグデリバリーシステム(DDS)を含めた製剤技術)を行う各研究分野において、個々の研究を推進するとともに、創薬から製剤化までを見据えた産学官連携による研究・開発の拠点とすることを目的としています。さらに、これらの研究成果を教育分野に還元し、2020年4月から新設する本学の全学域生向け副専攻である「創薬科学副専攻(仮称)」の充実を図ります。

キックオフセミナーは創薬科学研究所の乾 隆所長の挨拶で始まり、大阪大学大学院医学系研究科の永井 義隆 教授による「神経変性疾患ポリグルタミン病に対する蛋白質ミスフォールディング・凝集を標的とした治療戦略」、住商ファーマインターナショナル株式会社の宮原 瞳 氏による「In Vivo光イメージング技術を用いた薬物送達システム及び薬効評価試験の実例紹介」についてそれぞれご講演いただきました。

閉会の挨拶では、本学大学院理学系研究科の藤井 郁雄 教授より本学の創薬研究の歴史について説明があり、創薬研究に対する熱を十分に感じるキックオフセミナーとなりました。

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