大阪府立大学

ユネスコ日韓教員交流事業(文部科学省主催)で韓国の教員代表団が本学を訪問

更新日:2019年2月4日

2019年1月24日(木)、ユネスコスクール事業の一環で韓国の小・中・高校の教員代表団約80名が中百舌鳥キャンパスに訪れ、ESD(持続可能な開発のための教育)をより深く理解することを目的としてキャンパス内の研究施設や研究室等を視察しました。

ユネスコスクールは1953年にユネスコが開始したプログラムで、現在は世界182か国・地域で10,000校以上の学校が加盟するネットワークです。日本でも1,000校を超える学校が加盟し、ESD(持続可能な開発のための教育)の推進拠点として活動を行っています。

本学は、ユネスコスクールの活動を推進する各大学が連携するASPUnivNet(ユネスコスクール支援大学間ネットワーク)の代表大学および事務局を務めています。

到着とともに学術交流館にて交流プログラムの開会式が行われ、吉田敦彦副学長が「世界の子どもたちのため、心と心を開いてESDに向けた学びを重ねる3日間としましょう」と呼びかけ、ASPUnivNet事務局長を務める教育福祉学類・人間社会システム科学研究科の伊井 直比呂教授が大阪府立大学の紹介やユネスコスクールおよびASPUnivNetの取り組みなどを紹介しました。

その後は、本学の韓国人留学生も同行して学内を視察しました。風、人工光、温度湿度等を制御して人工空間内で野菜を栽培する研究を進める植物工場研究センターや、超音波を利用した特殊な泡を利用して環境問題・エネルギー資源問題解決に取り組む人間社会システム科学研究科 興津健二教授の研究室、また超電導技術やナノサイエンスの分野を中心に世界最先端の研究を行う工学研究科 戸川欣彦教授の研究室を視察しました。

お問い合わせ

人間社会システム科学研究科 伊井研究室

Tel 072-254-9791 Eメール naoii[at]osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。