大阪府立大学

第25回留学生日本語弁論大会を開催

更新日:2018年11月27日

2018年11月3日(土)、白鷺祭2日目に、第25回留学生日本語弁論大会(主催 大阪府立大学、大阪府立大学留学生後援会)を開催しました。

国際交流会館I-wingなかもずにて8ヶ国10人の留学生弁士たちが、「日本人との交流経験」というテーマで、一人5分間のスピーチを行いました。それぞれ、熱意のこもった個性豊かなスピーチが繰り広げられ、約80名の観客がどっと沸く場面もたびたびありました。

5名の審査員の採点と会場に詰めかけた観客の票(一人1票)の点数が合計され、審査の結果、金賞はネパール出身のプラダン・アシシュ・マン・シングさん(工学研究科)、銀賞にはフランス出身のラブローユ・フィリピンさん(人間社会システム科学研究科交換留学生)、銅賞には韓国出身の許載庸(ホ・ジェヨン)さん(工学域)がそれぞれ受賞し、さらに、出場したその他の7人の留学生には奨励賞が贈られました。
上位3名の留学生は11月18日に開催される第2回三大学留学生日本語スピーチコンテスト(主催 大阪府立大学、大阪市立大学、関西大学)に代表として出場します。

また、弁論大会では、本学留学生の卒業生でもあるジュニアンティト・ベトニザ氏の講演会も開かれました。2011年に生命環境科学研究科獣医学専攻博士課程を修了されたベトニザ氏は、現在インドネシア・ボゴール農科大学で教育研究に従事されています。学生時代に、同じ日本語弁論大会に出場経験もあるベトニザ氏は、日本語で講演を行ってくださいました。

講演では、インドネシアの紹介に始まり、日本で獣医学を学ぼうと思った理由や、学生時代に苦労したこと、それをどう乗り越えたか、現在のキャリアにどうつながっているかなど、後輩たちにとって大いに励みになるものでした。そして最後には「これから経験することは、すべて皆さんにとって価値あるもの。簡単にあきらめないで!」という力強いメッセージをくださいました。

その他、大阪府立大学留学生総会(ISA)会長のハリクリシュナン・ハリワーナンさんによる活動紹介、留学生センアルム・ケビンさんのギター演奏、交換留学生のメーン・ハルヴォルクヴェルネスさんのピアノ演奏も行われ聴衆のみなさんも思いがけぬパフォーマンスに、拍手喝さいでした。

このような弁論大会をひとつのチャンスとして、多くの留学生たちが日本滞在中に、日本語を学びながら様々な経験を積んで、成長してくれることを願ってやみません。

なお、第25回留学生日本語弁論大会は堺市、堺市内ロータリークラブ、国際ソロプチミスト堺の後援と、大阪府立大学留学生総会(ISA)、大阪府立大学国際交流サークル オリオンの協力で開催されました。

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