2018年7月10日（火）に、本学留学生９名（中国、フランス、ドイツ、バングラディシュ出身）が堺市立白鷺小学校を訪問し、5年生、6年生の児童との交流行事に参加しました。本学の近隣に位置する白鷺小学校とは、留学生の訪問および本学に小学生を迎える交流行事を継続的に実施しています。

9名の留学生たちは、午前中は校内見学と1～4年生の授業見学を行った後、グループに分かれて5年生、6年生の教室を訪問し、児童たちと一緒に給食をとり、午後の授業で交流を行いました。児童たちは、留学生に奈良の文化を紹介したり日本の昔ながらの遊びの紹介。留学生からは、地図や、食べ物、景色の写真を見せながら自分の母国の文化紹介を行ったり、自国の言葉を教えるなどして交流を深めました。
はじめは、少し緊張気味だった児童たちも、留学生と会話をするうちにすっかり打ち解け、文化紹介では児童たちから多くの質問がありました。

今回初めて日本の小学校を訪問した留学生もおり、「私の国では、それぞれの科目の先生が授業を担当しますが、日本では担任の先生がすべての科目を担当するので驚きました。」「自分の国について子どもたちに知ってもらえる機会が持ててよかったです。」と、それぞれに、新しい発見があった様子でした。

今回の交流行事は、留学生にとって日本を知る素晴らしい機会となったことはもちろん、白鷺小学校の児童の皆さんにとっては海外の国の文化に触れることができた1日となりました。