大阪府立大学

アンドレアス・デンゲル教授に特別栄誉教授の称号を授与

更新日:2018年3月27日

2018年3月14日、本学は、アンドレアス・デンゲル(Andreas Dengel)教授(カイザースラウテルン工科大学およびDFKIドイツ人工知能研究センター)に対して、本学の教育研究活動および国際学術交流活動の発展に関して20年以上の長きに渡るご貢献と多大なるご功績を称え、「大阪府立大学特別栄誉教授」の称号を授与いたしました。本学の特別栄誉教授称号授与は5人目となります。

これを記念して、大阪府立大学国際交流会館I-wingなかもずにおいて、特別栄誉教授 称号授与式とデンゲル教授による特別講演を開催しました。
授与式では、石井実理事・副学長によるデンゲル教授の略歴と功績の紹介に続き、辻洋理事長・学長から称号の授与と記念品贈呈が行われ、感謝とお祝いの言葉が述べられました。同教授と長年親交のある黄瀬浩一教授(本学工学研究科)から、これまでの交流の紹介があった後、多くの方から寄せられた祝辞の披露、そして教授のもとで留学生活をおくった学生たちからもお祝いのメッセージが直接伝えられました。
式典に続き、記念講演「From Hindsights to Insights– 25 Years of Professorship (and a bit more)」が行われ、参加した多くの方々は熱心に聴講しました。

今後、デンゲル教授と本学との教育・研究交流がよりいっそう進展することが期待されます。

貢献と功績

Prof. Dr. Prof. h.c. Andreas Dengel

現在、カイザースラウテルン工科大学、ドイツ人工知能研究センター(DFKI)に在職。2009年より大阪府立大学の客員教授、2013年より大阪府立大学大学院・博士教育課程リーディング大学院プログラムの実施協力者として尽力。本学にはこれまで20回以上来訪・滞在され、工学研究科を中心に双方の学生・研究者の派遣・受入に携わり、博士課程学生の研究指導や本学で多数の講演会や特別講義を担当。研究分野では、文書解析・知識科学研究所との共同研究、JSTのCREST・文部科学省の科学研究費補助金等の共同プロジェクトにも関わり、高い実績・業績を誇る。

特別栄誉教授・過去の授与者(平成18年度制度創設)

(注意)所属・職階は授与日当時のものです。

氏名 所属 授与日
ジョン・M・トーマス 教授  ケンブリッジ大学(イギリス)、元 イギリス王立研究所 室長  2006年6月6日
 テリー・キング 学長、教授  ボールステイト大学(アメリカ) 2007年11月28日
 エッイオ・ペリゼッティ 学長  トリノ大学(イタリア)  2009年11月4日
 ミッシェル・シェ 特別教授  ピエール・マリー・キュリー大学(フランス) 2010年12月13日

 

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