大阪府立大学

大阪府立大学・大阪市立大学 合同シンポジウム「関西におけるCOC事業の成果と今後の展開」を開催

更新日:2017年12月12日

2017年12月4日、I-siteなんばにて、大阪府立大学・大阪市立大学 合同シンポジウム「関西におけるCOC事業の成果と今後の展開」を開催しました。

平成25年度 文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)に、本学と大阪市立大学が共同採択された「大阪の再生・賦活と安全・安心の創生をめざす地域志向教育の実践」が最終年度を迎え、これまでの実績報告と関西のCOC採択校である公立大学の取り組みが発表されました。

大阪市立大学 荒川 哲男 学長の開会挨拶で始まり、奈良県立大学 伊藤 忠通 学長の「奈良県立大学におけるCOC事業への取り組み―地(知)の拠点としての公立大学の役割―」とのテーマで基調講演が続きました。

次に本学の石井 実 副学長、大阪市立大学の井上 徹 副学長から、両大学における5年間のCOC事業の実績報告があり、本学は堺市を中心とした河内長野市・羽曳野市・大阪市・松原市等で実施した取組みを、大阪市立大学は大阪市内の住吉区・西成区・住之江区等と和歌山県新宮市・御坊市等での実施した取り組みを報告しました。

パネルディスカッションでは、本学 山本 章雄 教授が司会を務め、文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学改革推進室 庄司 祐介 係長からCOC事業、COC+事業のこれまでの歩みと今後の課題について説明が報告されました。さらに、兵庫県立大学の李 素婷 特任助教、大阪市立大学 生田 英輔 講師、奈良県立大学 高津 融男 教授、滋賀県立大学 萩原 和 准教授、本学 前川 真行 准教授から、担当している授業科目の紹介があり、和歌山大学 金子 泰純 教授も含め、「地域課題に取り組むための関係者、自治体、地域住民、企業等との調整」「継続するために必要な手当て等」という課題について意見交換が行われました。

最後に来賓代表として和歌山大学 瀧 寛和 学長から、本シンポジウムに関するコメントをいただき、COC採択校の取り組みを参考に、長期的な視点で同大学もCOC+事業に取り組むことが述べられ、本学 辻 洋 学長の閉会の挨拶で、終幕となりました。

当日は月曜の午前にもかかわらず、60名の参加者に集まっていただき、盛会のうちに終了しました。

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